sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

統一教会の資金源

この前は統一教会が行う合同祝福結婚式で集まるお金が教団の大きな資金源になっていると書きましたが、そのほかに大きな資金源となっているのが、統一教会の教祖であった、文鮮明の掲げる教義に関することです。まず統一教会が教義として掲げているのが、日韓間に海底トンネルを掘削して、高速鉄道を走らせるというもの。実際に佐賀県唐津市内ではトンネルの掘削を試みた形跡があるそうなんですが、結局のところ本格的な掘削には至らず、日韓間の海底トンネルを掘削することの意義を唱え、そして日韓海底トンネルが貫通したという嘘の情報を流して信者を信じ込ませ、その整備費用に多額の資金が必要だと言って、信者に対して多額の献金を要求することがあります。私も元嫁から日韓海底トンネルが貫通したというその時の写真を見せられたことがあるんですが、見せられた写真を見て私は一発で嘘だと見破りました。日韓海底トンネルが貫通したという写真は、ユーロトンネルが貫通した時に、イギリス側と、ヨーロッパ本土側から掘削工事を進めてきた作業員たちが握手をしているときの写真だったからです。私はこの写真を見て、元嫁に「お前さぁ、この写真見てなんかおかしいと思わんか?なんで日韓海底トンネルの掘削工事で、ヨーロッパ系の人間しか写真に写ってねーんだよ。まるっきりのでたらめじゃろうが」そう言うと、「でも、皆トンネルが貫通したって言ってるよ。本当だから皆言ってるんじゃん」というので、私がそれまで所轄の国土交通省や、JR九州などの九州を走る鉄道会社、福岡県や佐賀県、更には唐津市などのHPページをいくら検索してもそういった記事が出てこなかった事実を突きつけると、それでも「まだ公式に発表されていないだけで、本当に貫通しているんだ」と言い張るので、私が鉄道に関するあらゆる知識を駆使して元嫁に話をしました。

 佐賀県唐津が日本側の起点になっているのであれば、当然九州最大のターミナルである博多まで線路を敷設すると考えるのが鉄道に詳しい人間が考える自然な流れであること、韓国と日本では電化の方式が異なるため、直接乗り入れする場合は車両を製造するにあたって高額なコストがかかること、第一それだけの大規模なプロジェクトであれば、トップニュースですでに報じられているはずであること、それだけのプロジェクトは日韓両政府が行うべきことであって、一宗教団体が関わるべきことではないということなどいくつもの矛盾点をわかりやすく説明をすると、そのことを聞いた統一教会の県内の支部の幹部が私の家にやってきて、「本当に日韓海底トンネルが貫通したんです」などと言っていましたが、私の目はごまかせませんでした。

 この日韓海底トンネル以外にも信者から多額の献金を集めるのに使っているのが、ベーリング海峡に橋とトンネルを建設して、ユーラシア大陸北米大陸、さらには南米大陸までを高速道路で結ぶというもの。ベーリング海峡に橋とトンネルを建設するというのはとてもじゃないですけど今の技術では難しいということも私は知っていました。ベーリング海峡がどんなところかというと、太平洋の最北部と、北極海が繋がる唯一の接点であり、潮流が物凄く速いうえに、低気圧の墓場とも称されるところで、しょっちゅう天気が荒れる所としても知られており、たとえ橋やトンネルを建設することができたとしても、通行できる時期はそんなに多くはないということを知っていたからで、そんなものを建設したって何のメリットもないということは明らかでした。特に冬場は猛烈に荒れることで知られており、暴風が吹き荒れるため、車での通行はほぼ不可能と言っていいでしょう。ベーリング海峡に橋やトンネルを建設するのには無理があるというのは、気象学や地質学・天文学を知っている私から見れば荒唐無稽な話でしかありませんでした。

 それと、もう一つ統一教会が資金集めに使っているのが、死んだ文鮮明やその後を継いだ教団幹部が移動するために使う航空機を購入する資金として、信者から献金を集めるというのもあります。教祖が移動する手段として航空機が必要だ。あるいは、その航空機が発着するための空港の建設が必要だなどと言っては資金を集めます。そんなもの、自分たちで買えば?第一航空機メーカーが、個人のためにジェット機を建造するか?そういった疑念が私にはあって、移動するのに航空機が必要ならば、一般旅行客と同様に航空会社でチケットを予約して、一般人と同じように韓国国内の空港を利用して移動すれば済むだけの話なんですが、私が統一教会から一切関わりを絶った時は、「文鮮明が高齢で、空港に行くのも一苦労するから、航空機を買って、空港を教団施設のある所に建設しなければならない」というのが、教団側の言い分であったんですが、だったら、文鮮明が行かなくても、他の誰かが教祖の代わりに行けばいいだろ。そう元嫁に話していたんですが、結局元嫁は、私のは無しよりも、統一教会の話を信じて、洗脳が解けることはなかったです。

次は、統一教会が行う違法就業問題について私が知っている限りのことを書いてみようと思います。