私の人生回顧録統一教会編

 次男が初めて自分の思っている不満を口にして、母親である元嫁に思いのたけをぶつけたその夜、私は次男と一緒の布団に入りながら、次男と話をしました。私は次男が今まで、兄ちゃんに障害があるということで手がかかってしまうので、どうしても次男のことが後回しになってしまい、しなくてもいい我慢をずっとさせてきたこと、母親に甘えたいのに、自分のことより統一教会に狂って、甘えることを許してもらえないことなど、次男にさせてきた苦労を、私は素直に謝りました。そして、私が次男に伝えたメッセージは「よく今までなかなか言えなかったことが言えたね。言いたいことがあったら、自分の口で、はっきりと、堂々と、面と向かって言いなさい。我慢しなくていいんだよ」ということでした。
 そして、次男の心の叫びを聞いた元嫁は、少しは態度を改めるかと思ったのですが、次男の必死の叫びにも耳を貸さず、相変わらず統一教会の運営するインチキ印鑑屋ハピネスでインチキ印鑑を売りつける仕事に夢中になっていました。
 私は、もうこれ以上黙って見過ごすわけにもいかないと思って、ゴールデンウィークの谷間の平日の夕方6時ごろ、ハピネスに電話を掛けました。そこには店の経営を任されていた岡村がいて、電話に出ると私は「うちの嫁は今何をしているのか?」と問いただしました。岡村は
「まだ印鑑の販売に出かけていますが、それが何か?」というので
「それが何かじゃねーだろ。家のことはほったらかし、子供のこともほったらかしで、いったい何やってんだよ。子供たちにも、帰りが遅いから心配かけて。あんたも俺らのところには、小さな子供がいるってことは知ってるよな。だったら、さっさと帰るように言えや。それが店の経営者であるあんたの責任じゃろうが。家のこともしない・子供の世話もしない、そんなんだったら、元嫁なんかおらんでええわ」
と、電話口で怒りをぶちまけました。
それから暫くして、元嫁があわてて帰ってきましたが、明らかに元嫁は怒った表情をしていました。
「なんであんたは、私が一生懸命仕事をしているのに、邪魔をするのよ。」
というので、私は
「お前な、次男の心の叫びがまだわからんのか。お前は第一に考えんにゃいけんことをはき違えとるわ。まず、家のこと・子供のことを第一に考えるのが親の責任じゃろうが。そんなこともできんで、あんな嘘つきインチキ野郎の店で仕事なんかせんでええわ」
というと、
「何が嘘つきインチキ野郎よ。私が一生懸命頑張ってみんなが幸せになれるように思ってやってきたのに、なんでそんなことを言われなければならないのよ。」
「じゃあ、お前は息子や次男のことと、ハピネスでの仕事とどっちが大事なんだよ。」
「私は子供たちのことも大事にしてるつもりじゃけど。それに別に悪いことをしてるわけじゃないもん。それに親は私だけじゃないじゃん。なんで私ばかりに親の責任を押し付けるのよ。そんなに言うんじゃったら、あんたが子供の世話をすればいいじゃん」
「俺は会社での仕事があるじゃろうが。会社に仕事に行ってる間、どうやって子供の面倒を見ろっていうんだよ。常識で物事を考えろや」というと
「あんたのお姉さんはいいよね。親に子供の面倒を見てもらえて。私は全部ひとりで見んといけんのじゃから。親の家のすぐ近くに家を建てたのも、絶対親に子供の面倒を見てもらおうって考えたからよ。」などというので
「俺は今、姉のところの話をしてるんじゃねぇ。てめーの話をしてんだよ。今度同じことを繰り返してみろ、お前が統一教会に狂ってるっていうことをみんなにばらすからな。」
さすがにばらされたらまずいと思ったのか、この後、元嫁は何も言い返してはきませんでした。次男の心の叫びさえ届かない元嫁。何もかも狂ってる。そう感じた私です。普通、あのようなことを子供から言われたら、考え直すと思うんですが。自分が間違っていたということを認めたくなかったんでしょうね。