sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

スクールカースト…

 昨日、Eテレで放送されていたいじめノックアウトスペシャル。この中で頻繁に使われていたキーワードがスクールカーストという言葉でした。カーストという言葉は、階級などを表す言葉ですが、この階級が教室の中で形作られていて、上層部・中間層・下位層に分けられて、それがある意味いじめの温床になっているということで、カースト制度はなくせるかどうかという意見交換が番組の中で行われていましたが、これを見て私が思ったのが、私自身暗黒の時代だったと思う小学校6年生から中学校にかけての自分のこと。小学校6年生の時にちょっとしたことからいじめのターゲットにされて、散々暴力や暴言を浴びせかけられて、山口に引っ越ししてからもそのいじめ後遺症に苦しんだ時代、私は周りのクラスメイト深くかかわることに恐怖感を覚え、何も言わなければ何もされない。そういった考えに縛られていました。そういったことを考えると、私は明らかに下位層の人間だったと思います。上層部に立つ生徒は、統率力や行動力があって、自分の意見もはっきり言える、クラスのリーダー的役割を果たしていて、それがクラスや学校の行事とかで物事を決めていく上でリーダーシップを発揮するだけならいいんですけど、それがいじめとして、「こいつなんかうざいよね」「こいつを今度から買ってやろう」などの具体的ないじめとして発展してしまった場合、上層部の人間は全員がその意見に同調するようになり、中間層は上層部に媚びへつらう態度をとるか、上層部が何をしようが無関心を貫く態度をとるということで、下位層にいる子供にとっては、いじめのターゲットにされた時に辛い現実が待っているだけです。現に私がいじめのターゲットにされた時は、上層部に立ついじめのリーダー的役割を果たした人物たちが私に攻撃してくると、中間層にいる子供たちは上層部のやることに同調して、いじめ行為を煽ったり、無関心を貫いて、私から見れば、クラスの大多数の皆が敵に見えましたからね。

 そのこともあって、中学時代も何か言えばまた標的にされるんじゃないか。そういった周りの人間のすることに怯えながらの生活が続いていました。私の人生が大きく変わったのは、高校に入ってからでしょうか。私が進んだ高校の学科には、私が中学3年の時のクラスメイトは一人もいなくて、他のクラスから入学した生徒が数人と、後は全く日岡の中学から進学してきたクラスメイトと一緒になったので、知らない者同士、お互いに何の気兼ねをすることもなく打ち解けることができて、高校時代は楽しい学校生活を送ることができましたね。

 スクールカーストも、誰かがリーダーシップを発揮して引っ張っていかなければいけない時とかは必要なのかもしれませんが、行き過ぎたカースト制度は学級運営を難しくするだけで、メリットはあまりないような気がする私です。