sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

いじめについて…


 私はこれまで何度かブログでも公表してきましたが、過去に激しい暴力と暴言を伴ういじめを受けてきました。小学6年生の時、ある日突然、何の前触れもなくいじめが始まり、そのいじめは一気にクラスに広がっていきました。クラスの中で何か問題が起こればすべて私の責任にされて、問題の根源が私ではないと主張すると、恫喝や恐喝なんて当たり前。それでも私が無実を訴えると、殴る蹴るの暴行が続き、いつしかクラスの中で私はいじめられて当たり前な存在になっていきました。担任の先生や一部のクラスメイトは、私の味方になってくれましたが、先生が虐めを察知して加害者を厳しく注意指導すると、先生や味方になってくれている生徒がいないところで、誰にも見つからないようにぼこぼこに直接肌が露出していないところを殴ってきたり、蹴りを入れられたり。
 ある日、私のいじめがクラスの中で問題として取り上げられたことがありました。当然加害児童が非難されたわけですが、加害児童が私に対して危害を加える理由は私の生まれ持った体質を理由に挙げていました。先生は烈火のごとく怒り、今でいう体罰に当たるんじゃないかっていうくらい、加害児童をぶん殴って私にうわべだけの謝罪をしてきました。まぁ、とりあえず謝っておけばいいだろう…そんな感じで加害児童は私に謝罪の言葉を述べましたが、当然うわべだけの謝罪なので心の底から申し訳ないという思いなんてあるわけもなく、私に対するいじめは卒業まで続きました。

 いじめる側からすれば、危害を加える理由なんてどうでもよかったのかもしれません。ではそのいじめ行為を働く根源は一体何なのか考えてみると、家の中がうまく行ってないとか、フラストレーションがたまっているとか、被害を受ける側からすれば、直接何の関係もない理由でいじめられるのでたまったものじゃないですよね。
 
 私が訴えているのは、いじめは絶対悪であって、許されるものでないということ・誰にも人の夢や希望・生きる権利を奪う権利などないということです。
 いじめの加害者がよく口にするのが、いじめのターゲットにされた被害者の日頃の言動や性格・体質など、個人ではどうしようもできないことを理由に挙げて、いじめ行為が正当であるかのようなことを言ってきます。そして問題が発覚するとその場しのぎの謝罪だけをして、決して心の底から「悪かった」「申し訳なかった」と思う事なんてありません。例え、加害者の生育環境や、家庭内の状況が虐めの引き金になったとしても、やっていい事と悪い事の区別は出来るはずです。そんなの、いじめをしていい理由になんかなりません。
 今の世の中、ネット時代であり、一度虐めのターゲットにされると、あっという間に伝搬していきます。そして、いじめは何も子供の間だけで起こる問題ではありません。社会に出たとしても、職場の上司や先輩からの執拗なパワハラやセクハラなどの問題もありますし、個人に処理しきれないほどの仕事を負わせ、過労自殺に追い込んだり、過労死に追いやったりすることもあります。また、連日のように大きく取り上げられている、日大アメフト部のように、部下に有無を言わせずに明らかなルール違反・反則をさせるように強要させるといった事例も数多く報告されています。
 私が睡眠障害で眠れなくて、夜勤をしてはいけないという医師の診断書を添えて会社に提出したにもかかわらず、それを一切認めようとしない。これも人事権を手に取った、会社のいじめの一つともいえるでしょう。こういったいじめが学校という密室だけでなく、社会にはびこっているのが現実です。
 今一度考えていただきたいのは、自分が今しようとしていること・言おうとしていることは、相手を傷つけることにならないか、一度立ち止まって考えて欲しい。そして、いじめに苦しんでいる人たちには、絶対にあなたは一人じゃないんだよ。逃げてもいいんだよ。逃げることは恥ずかしい事じゃないよ。そういうことを今後も伝えていきたいです。もうこれ以上、いじめで苦しんだ挙句、大切な命が奪われてしまう事件が起きないように、私たち一人一人が何かをすべきだと思う私です。