新学期が始まってしばらくすると、小学校の運動会が行われました。私たちの住んでいたところでは、運動会は2学期の9月半ばに行われ、皆汗だくになりながら競技に参加してました。
この日は、子供たちも早く目が覚めて、お弁当の準備や次男は息子の着替えを手伝ってくれました。そして自分の用意も済ませて、いつでも出発できるようにしてました。私はお弁当などを車に乗せて一足先に学校へ。早めに自分の座るところを陣取っていないと、テントの中に入れなくて、炎天下の下で応援しなければならなくなるので、朝7時過ぎには家を出たような記憶があります。
やがて子供たちが登校班のみんなと一緒にやってきて、教室で先生のお話を聞いた後、赤白それぞれに別れて児童席にやってきました。開会式が行われて運動会がスタート。そして競技が始まり、子供たちは、リレーや徒競走・大玉運びや玉入れな・綱引き、高学年になると組体操や騎馬戦も行われ、息子もみんなの助けを借りながら、一生懸命参加してました。次男も兄のことを一生懸命応援してたみたいです。
午前中は、子供たちが通った幼稚園からの参加もあり、幼稚園バスを見つけると、子供たちは懐かしい幼稚園の先生のもとへ猛ダッシュ。お世話になった先生を見つけると「先生〜💛」と声をかけていました。先生も息子や次男の姿を見つけると「久しぶり〜。元気じゃった～？」と声をかけてもらい、しばらく担任を受け持っていただいた先生と話をして、戻ってきました。
お昼になって、子供たちが保護者席のところにやってきて、4人でお弁当を食べて、楽しく過ごしていました。
午後からはリレーの決勝などが行われ、盛り上がった運動会は無事に閉幕。次男に「初めての小学校の運動会は同じゃった？」と聞くと、「楽しかった～」などと話していました。次男にとっては、初めて兄弟で参加する運動会。自分も頑張るし、兄の頑張る姿を見て楽しかったのでしょう。
家に帰って風呂に入って汗を洗い流して着替えた後は、しばらく休憩をした後、近所のファミレスで早めの夕食。一日がんばったので疲れからか、家に帰ると気持ちよさそうに寝息を立てていました。これがリーマンショックが起こる前、大幅なリストラが断行される前の最後の楽しかった思い出となりました。子供たちもこの後に起こる世界的な不況など知る由もないような、安心しきった表情で眠りについてました。
