ヘッドマーク…
国鉄が解体されて、JRに移行してから30年。この間に数多くの特急型車両が登場し、日本全国で走っていますが、JRになってから登場した特急に少々寂しさを感じる私です。というのも、国鉄時代は、どの特急列車の先頭にも、ヘッドマークが取り付けられていて、それが特急列車の顔としてインパクトを放っていました。しかし、JRになってから登場した特急型車両で、ヘッドマークを掲載している車両と言えば、JR北海道の281系・283系・261系・785系・789系・JR東日本の651系・E351系・E257系・JR東海の373系・371系・キハ85系・JR西日本のキハ187系・JR四国の2000系など、数多く登場した特急型車両の中では少数派になっており、写真で写しただけでは、一見してなんという列車かわからないことも多いです。今では列車ごとに専用の特急型車両が投入されていることも多いので、わざわざヘッドマークを掲出する必要もないのかもしれませんが、やはり特急列車の先頭には、ヘッドマークがあった方がかっこいいなと思う私です。まぁ、ヘッドマークの代わりなのかもしれませんが、車体側面に数多くのレタリングが施された特急型車両が増えましたけどねぇ。JR九州の783系ハイパーサルーンや787系などは、車体側面が非常ににぎやかです。