今日、明日で日本全国を駆け抜けた国鉄485系車両の国鉄色が姿を消します。今日と明日はひばりとつばさでさよなら運転を行い、長い間に渡って親しまれてきたクリーム色に赤い帯を纏ったツートンカラーの485系は姿を消します。新し車両が登場すれば、古い車両が姿を消す。それは鉄道車両のみならず、あらゆる交通機関においての宿命なのかもしれませんが、私にとっても懐かしい485系国鉄色。もう見られなくなるんですねぇ。
私にとって485系車両は、新幹線の0系とともに、常に憧れの特急型車両でした。そして一番よく乗った特急型車両でもありました。特に、青森駅から新大阪駅まで乗車した白鳥に乗ったときのことは今でもはっきりと覚えていますし、ボンネットスタイルの485系国鉄色の雷鳥に乗ったときは、その躍動感に感動しました。そして山口に引っ越ししてからは、国鉄色ではなくなっていましたが、特急みどり・ありあけ・にちりんなどの九州を走る特急に乗るなど、本当にお世話になった車両です。
今は観光用に改造された485系が残存しますが、定期で走ることはありません。これが最後なんだと思うと、やっぱり一抹の寂しさを感じますね。本当に長い間、第一線での活躍お疲れさまでした。