2007年の2月に入って、次男の劇遊戯発表会も終わったころ、私の体調に少しずつではありますが、変調をきたすようになってきました。なぜか、どんなに疲れていても眠れなくなっていったのです。初めは単なる睡眠の乱れかとも思っていたんですが、そうでもないような感じがしたので、足の裏のツボをマッサージしたり、ぬるめのお風呂にゆっくりと浸かるようにしたりして、対処していたんですが、それでも、その場しのぎの対処でしかなかったようで、だんだんと睡眠の質が落ちていくばかりでした。そして私の脳裏をよぎったのが、睡眠障害(俗に言われる不眠症)。そこで、ウィキペディアで調べてみると、私の症状とあてはまる箇所がいくつかあり、その原因として挙げられるのが、強い精神的なストレスだということが書かれていました。私の場合、その強いストレスの原因となっているのが、元嫁と私や私の身内との軋轢・摩擦。そして元嫁が、私がいくら統一教会をやめるように言ってもやめないこと、そして元嫁の私に対する数々の暴言や私の両親や身内に対する誹謗中傷でした。そして、私が一番恐れていたのが、私が何らかの病気で長期間仕事に行けなくなった時、元嫁がどのようなことをしでかすかわからないということでした。恐らく「テメーなんかさっさと死んでしまえ」「働きにも行かれんこのくそ役立たず」などの罵声を浴びせることは容易に想像できましたし、私が病院に入院するようにでもなったら、それこそ好き放題・やりたい放題なことをするのも目に見えてました。そして、次第に私の心の中に芽生えて行った「離婚」という選択肢。「このまま一生あいつと顔を合わせて暮らしていけるのか？」という思いと、「離婚することになったら、子供たちを悲しませることになるんじゃないか？」という思いとが、複雑に入り混じって、私の頭の整理がつかない状態が続いていました。そして、64万円の返済期日である、3月10日を迎えたのでした。
それまで、私は表立った諜報活動をしていませんでしたが、それは相手が「私たちはきちんと約束を守ったのに、変な疑いをかけられた」ということを理由に、返済を拒否する可能性があったためで、返済期日を過ぎてから諜報活動をしようと考えていたので、3月11日以降、本格的な諜報活動を開始した私です。
