sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

私の人生回顧録統一教会編

 年末年始の休みも終わって、2006年の三学期が始まった1月。前年のクリスマスから正月にかけて、私と元嫁が言い争うことが多かったので、次男にとって、あまり楽しくない冬休みだったみたいです。そんな、三学期のスタートを切った2006年1月11日の幼稚園の連絡帳への書き込みです。
 
 1月11日
 お世話になります。次男ですが朝から情緒不安定で、ひたすら泣き続けていました。それからやっと服を着てくれました。何か思いがあったのか、なかなか泣き止みませんでした。

と書かれてありました。恐らく年末年始にかけて、私と元嫁が、統一教会のことを巡って、言い争いになったことが大きな原因になったのではないかと思います。私としては、これ以上生活をめちゃくちゃにされたくないという思いもあって、一歳にかかわりを断とうと、あいつらが来てもまったく取り合わなかったんですが、そのことが気に入らない元嫁は私のことを『裏切者」としか思ってなく、自分が統一教会で聞いたことを私に信じ込ませようとして、どうしても摩擦が生じてしまい、全く意見がかみ合わない状態が続いていました。
 私たち夫婦仲がうまくいっていないことを、次男は子供なりに敏感に感じ取っていたのかもしれません。夫婦仲がうまくいっていない・親がしょっちゅう言い争いをしている状態では、子供の情緒も安定するわけがなく、そのことも私は何度も言って聞かせたんですが、何を言っても統一教会の連中が言っていることが正しくて、それを信じないまわりの人間が愚かで、いずれは地獄に堕ちるとそう信じ込んでいましたから。

次男が情緒不安定だったことは、幼稚園の先生も見抜いておられて、次男と話をする時間をとっていただいたみたいです。

先生からの返事ですが
 1月11日
 朝、Y君とお話をしました。納得というか、私の思いは伝わったようです。ご心配をおかけしました。また変わった様子がありましたらお知らせいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。
 と書かれてありました。幼稚園に行っても、いつもの明るく元気に走り回る、いつもの次男ではなかったようですね。私もなるべく次男といろいろとお話をする時間を取る様にして、次男の気持ちや思っていることを聴くようにしていましたが、根本的な問題・元嫁が統一教会をやめない限り、私たちが抱えている問題は解決しないだろうと思ってました。
 カルト集団は、一回入り込むと、入信する自由はあっても、脱会する自由ははっきり言ってないといったほうが正しいかもしれません。一度くらいつくと、いつまでもしがみついて離そうとしません。なぜなら、入信した人間は金儲けの道具としてしか見ていませんから。そして、入信した人物から、どのようにしてカネや財産を巻き上げるか、そういうことにものすごい執念を燃やしますからね。
 私が奴らの思想に染まらなかったのは、私は神や仏など一切信じない無神論者であり、それは、過去の私の壮絶ないじめ体験からきている物です。本当に神や仏がいるのであれば、なぜ俺にあのような地獄の苦しみを与えたのか。神や仏は人を助けるためにあるはずなのに、助けてもらえなかったという思いがあったからです。それから私は一切神や仏は信じなくなりました。そのため、私は統一教会の奴らの教えにも引っかかることなく、自分の信念を貫き通して、一切のかかわりを絶ったわけですが、元嫁に関しては、そういう信念は持っていなかったので、簡単に染まったんでしょうね。そして、子供を情緒不安定にまでさせて、辛い思いをさせているということに気が付かなかったんだろうと思います。