sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

私の人生回顧録統一教会編

 清酒式をボイコットしたことで、さらに険悪な状態になった私たち。もはや夫婦としての機能は果たしていない状況の中で、私は「いっそのこと、別れたほうが楽になるんじゃないか」という思いと、「今ここで離婚したら、子供たちに一生背負わなくてもいい苦労を味合わせることになる」そういう思いが輻輳してました。そんな中、私が統一教会とのかかわりを拒否する姿勢を示していることを悟った統一教会防府支部の最高責任者である長岡と、幹部の吉岡や岡村、統一教会の古参信者である岩田達が入れ代わり立ち代り、借家を訪れるようになりました。家を訪れて話すことは、統一教会創始者である文鮮明がいかに優れた宗教家であるかとか、統一教会こそが人類を救済できる唯一の宗教だとか、統一教会のおかげで息子がここまで成長できたとか、同じく統一教会に対してNOの態度を示していた次男を取り込むために、統一教会の教えを次男に話して聞かせたりとか、そういうことがたびたび繰り返されるようになりました。時には夜遅くまで居座って、私の仕事に支障をきたすようなことまでされたり、夜勤で昼間寝なければいけないということを分かっていて、夜勤で寝ている昼間に押しかけてきたりすることもありました。
 統一教会としては、資金源である私が入信しなければ、新たな資金源の獲得ができなくなることを恐れていたのでした。
 だから、こういう非常識な時間にまで押しかけてきて、執拗に入信を迫って、何度も何度も同じことを繰り返し頭の中に刷り込ませることによって、私を洗脳しようと試みていたようでした。事実、同じような手口で最終的には統一教会の魔の手に引っかかってしまった人が大勢いるということを、後になって統一教会被害者の会のホームページで知ることになります。私もあまりに執拗に入信を迫ってくるので、精神的におかしくなりかけて、「いっそこのまま入信したほうが楽になるんじゃないか」という考えが頭の中をよぎったこともありました。でもそんな私を救ってくれたのが次男でした
「お父さん、あの人たちは嘘をついているよ」と私に忠告してくれたんです。
 次男は幼稚園のサッカークラブで、スポーツを通じて仲間を大切にすること、ルールを守ることの大切さをコーチから教えてもらっていました。そして次男はサッカーではディフェンダーとしてプレーしていて、相手の選手がどこにボールを出そうとしているのかなど、サッカーを通じて人間を見る観察眼が養われていたんだろうと思います。そんな鋭い観察眼を持った次男に、統一教会のやつらは嘘で塗り固められたことしか言っていないと見抜かれていて、私も次男のおかげで統一教会の洗脳の魔の手から逃れることができたわけです。幼稚園児にも嘘をついていると見抜かれて、私は統一教会とのかかわりを絶つと心に決めて、奴らが押しかけてきても追い返していたのでした。やがて子供たちの2学期が始まり、さすがに子供たちが学校や幼稚園に通う頃になっても押し掛けるのはまずいと思ったのか、それ以来統一教会のやつらが家にやってくることは少なくなりました。