sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

私の人生回顧録統一教会編


 韓国の仁川国際空港に到着した2005年7月31日午後、私たちは世一トラベルの案内でバスに分乗して首都ソウルに向かいました。多少、カモフラージュのためか、韓国の国会議事堂やソウルオリンピックのメインスタジアムなども見て回りましたが、ホテルの到着すると、夕方だということもあって、ホテルの近くの焼き肉店に私たちの泊まったホテルに集まった参加者全員で移動。私たちのテーブルには、南極昭和基地に越冬隊員として参加した人や、私の故郷の大阪の私たち家族が住んでいたところのすぐ近くの比較的裕福な人たちが参加していました。越冬隊員の人の話や、大阪の今の様子などを聞いていろいろと話ができたのはよかったんですが、私の周りのみんなは統一教会だっていうことを知っていたようで、「明日は緊張する~。」「お前のことを惚れ直すかも~」とか、そういう話をしているのを聞いていたので、「ますます怪しい」と思った私です。
 ホテルに帰ってからは翌日の予定について話があり、「翌日は朝9時にホテルを出発して、合同祝福結婚式の会場に向かいます」
「ホテルに帰ってからは、人間は腰から堕落したという神の教えのもと、堕落した生活から抜け出すために腰をとうげん棒で叩く儀式を行っていただきます」私は「合同祝福結婚式?確かテレビで統一教会というカルト集団が行っている儀式だということを聞いたことがある』ということを思い出した私です。「こいつら、統一教会の連中なんじゃないか?」と思った私です。明日の説明を受けて、これで今までの疑念・疑惑がすべて解けました。この韓国へのフライトは懸賞で当たったわけではなく、統一教会のやつらが最初から私を韓国で行われる合同祝福結婚式に参加させる罠だったのでした。私が韓国に渡航する前に統一教会であるということはばらしてしまうと、私が渡航拒否するのが目に見えていたので、最後まで統一教会であることを隠して韓国に出国させたのでした。そして、岩田(結婚して山田から苗字が変わりました)が言っていた、「元嫁のことを惚れ直すかも」という言葉も合点が行った私でした。
 このことについて、帰国した後、元嫁に私が納得いくようにきちんと説明させなければ…。そう思った私です。それにしても日本に帰国したくても帰国できないというのは、精神的にもつらいものがありますね。結局、翌日の8月1日に、テレビで何度も放送された、統一教会のあの合同祝福結婚式が行われたのでした。