sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

私の人生回顧録統一教会編

 2005年の8月は統一教会に翻弄され続けた一か月となりましたが、ここで奴らが行った合同祝福結婚式についてもう少し詳しく書いてみようと思います。
 合同祝福結婚式は、統一教会の教祖である、文鮮明がマッチングと言って、この人とこの人を結婚させようと決めるもので、男性も女性も、それまで会ったことのない人物と、その日に初めて会って、そのまま結婚式に向かうというものです。そして、その結婚式で、結婚相手と会って、拒否することもできるんですが、文鮮明の前で拒否するなんてもってのほかとされて、結婚相手が気に入ろうが、気に入るまいが結婚させられて、夫婦となるというものです。当然、親族には結婚後初めて知らされるので、自分の子供が結婚していたことすら知らず、いきなり『結婚した』といって、親族は困惑するというパターンが非常に多いです。
 そしてこの合同祝福結婚式には多額の現金が動いており、男性も女性も70万ずつ支払って参加することになります。これが奴らの大きな資金源の一つになっているわけです。

 誰でもいいから結婚相手がほしいと思っている人にとっては、都合のいいシステムかもしれませんが、こういった儀式に参加させられると、その先は地獄のような洗脳が待っています。世間の一般常識から大きくかけ離れていても、統一教会のやっていることが正しいことであって、世間の常識が間違っているんだっていうことを徹底的に脳に刷り込まされます。そして気付いたときには、信者は多額の現金を貢ぐためのロボットと化します。そこにはまともな思考能力が入り込む余地は残されていません。こういう人間の人格を壊し、家庭を崩壊させるカルト集団が、統一教会だけでなく、ほかにも数多く存在します。そして、家族や親せきなどが脱会を迫っても、憲法で保障されている、宗教の自由を盾に認めようとはしません。カルト集団には、入会の自由はあっても、脱会の自由はないといっても過言ではありません。
 そしてその影響は子供たちにも大きく影響を及ぼします。物心つく前から、統一教会の教えが正しいと教え込まれるため、世間の一般常識との間に大きな乖離が生じて、結局は幼稚園や学校になじめず、余計にこのようなカルトに子供たちが傾倒していくという危険をはらんでいます。
 ちょっとでも何かおかしいと思った方は、被害者家族の会や最寄りの警察や弁護士などのカルトに詳しい専門機関に相談されてください。絶対に一人ではかなう相手ではありません。多くの見方をつけて、間違っているということを根気強く伝えて行かないと、脱会させるのはまず無理です。