sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

呆れて物も言えない…

 今年11月に行われるアメリカの大統領選挙。与党民主党ヒラリー・クリントン氏がサンダース氏に対して一歩リードをして指名争いのトップを維持しています。一方の野党共和党ですが、ドナルド・トランプ氏が2位以下に大きく差をつけて指名獲得に向けた予備選挙で優位に立っていますが、このトランプ氏、いろいろと過激な発言が物議を醸しだしていますよね。「イスラム教徒をアメリカに入国させるな」とか、「メキシコとの国境の万里の長城を築いて、不法入国者を締め出せ」などの発言のほか、「日本や韓国は駐留するアメリカ軍にもっと金を出せ。でないと、米軍を撤退させる」などの発言をして、アメリカ国内から強い批判を浴びているほか、私がこの人物が本当にアメリカ大統領になって大丈夫なのか?と思ったのが、「北朝鮮の核の脅威に対抗するために、日本や韓国も核兵器保有すればいい。」という発言。この発言、私は被爆国に住む一国民として、どうにも理解しがたいものがあります。日本や韓国には原爆によって被ばくされた方がたくさんおられます。その人たちの、「核兵器のない世界を」という願いを踏みにじるような発言ではないかと思います。仮にもし日本や韓国が核兵器保有しようとすれば、北朝鮮に対して、核開発を進める口実を与えるだけで、何のメリットもありませんし、第一無意味です。このような人物がアメリカ大統領になったらと思うと、ちょっと怖い気がします。トランプ氏の発言や支持者たちの行動を見ていると、ナチスドイツや、イタリアのムッソリーニ・日本の東条英機を思い出すのは私だけでしょうか。