sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

私の人生回顧録統一教会編

 この前も書き込みをしましたように、2005年5月半ば(確か16日だったような気がします)、ポッキーがおよそ13年の生涯を終えて、あの世に旅立って行きました。ポッキーが亡くなったという連絡を受けたのは、私が夜勤で出勤する前の夜6時30分ごろだったと思います。母から「今朝、ポッキーが亡くなった」という電話が入りました。私はある程度、ゴールデンウィークに実家に行ったときに、ポッキーが老衰で痩せ細っている状態を見て、覚悟はしていましたが、いざ連絡を受けると「とうとうこの日が来てしまったか」という感じがしました。私は子供たちを呼んで、ポッキーが亡くなって、天国に旅立って行ったということを伝えました。息子は何があったのかわからないような表情をしていましたが、次男は「もうポッキーに逢えないの?」「ポッキーはどこかにお出かけしちゃったの?」というので、ポッキーが亡くなって、もう二度と会うことができなくなったということ・ポッキーはみんなの心の中でずっと生き続けているということ・亡くなったポッキーのことを忘れないでやってほしいという私に願いを子供たちに伝えて仕事に行きました。物わかりのいい次男にとっては、次男から見てひいばあちゃんが亡くなったときは、まだ2歳になる前だったので、覚えているはずもなく、これが初めて経験する身近に感じる『死』でした。死というものがどのようなものなのか、一度失われた命が二度と帰ってくることはないと、肌で実感した瞬間だったのではないかと思います。今次男はポッキーのことを覚えているかどうかは、聞いていないのでわからないですが、できれば覚えていてやってほしいなと思う私です。いつかは訪れる大切な人や生き物たちとの永遠の別れ。逢いたくても逢うことが叶わなくなってしまう瞬間をどう迎えるのか。次男なりに考えたのではないかと思います。そして、幼稚園が休みになった土曜日の夕方、ポッキーに永遠の別れを告げるため、次男は涙を流しながらポッキーの遺骨が納められている仏壇にそっと手を合わせて、ポッキーの安らかな成仏を願っていました。次男にとっては人生最初のつらい試練だったかもしれません。でも、私たちはポッキーが残していってくれたたくさんの思い出と、ともに過ごした時間を忘れることなく今に至っています。ポッキーはいま、天国でどんな暮らしをしているのかは知る由もありませんが、私がいつかあの世に旅立って行ったときに、ポッキーに逢えると信じて今の時間を生きて行こうと思います。