sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

アメリカンフットボールの危険タックル問題

 今月6日に行われたアメリカンフットボール関西学院大学日本大学の定期戦。日大守備選手が反則タックルをして関学大クオーターバック(QB)を負傷させた問題で、関学大アメフト部の鳥内秀晃監督(59)らが17日、兵庫県西宮市内の大学施設で記者会見し、日大へ送った抗議文(10日付)への回答内容を明らかにしました。回答では指導者による反則の指示を否定しつつ、具体的な経緯や反則プレーへの見解などは記されていないということです。同部は「疑問、疑念を解消できておらず、誠意のある回答とは判断しかねる」として、日大の24日までの再回答お踏まえて対応を決める方針を明らかにしました。

 日大側は回答で反則行為を謝罪し、「意図的な乱暴な行為を行うことなど選手に教えることはない。指導方針は『厳しさ』を求めるものだが、選手の受け取り方に乖離が起きていた」と指導者の指示を否定。内田正人監督(62)が試合後に「これが僕のやり方」などと発言したことには「反則行為を容認すると受け取られかねないもので、コメントは撤回する」と表明しました。さらに事実関係の確認作業を進め、24日をめどに回答するとしています。
 関学大側は、部長と監督からの被害選手と保護者への直接の謝罪・反則プレーに至った経緯や指導内容などの具体的な回答などを改めて要望。再回答に納得しない場合は定期船を打ち切る意向であることを改めて示しました。
 鳥内監督は「次の日にでも謝罪すべきだ。現場の責任者は監督で、ああいうことをしたのは監督の責任と思う」と批判しました。

 この反則プレー、私もニュースで何度も見ましたが、パスを出し終えた選手に対して、明らかに故意にタックルしてますよね。ラグビーでもアメフトでも、ボールを持っていない選手に対してのタックルは、危険極まりない反則プレーとして禁止されていますが、恐らく関学大側の選手をつぶす目的でやったのではないかと思います。 私が疑問に思うのは、この反則タックルがあったその時点で、この反則行為を行った選手を退場処分にしなかったのか。これは審判の責任でもあると思います。サッカーだったら間違いなくレッドカードで一発退場でしょう。サッカーとアメフトでは退場処分になる基準が違うのかもしれませんが、あれは明らかに一発退場でしょう。

 また、退場処分を受けてベンチにその選手が引き下がった後でも、監督やコーチがきつくしかるなどのシーンは見られませんでしたが、それは何故なんでしょうか。危険極まりない反則行為に対しては、厳しく注意するのが監督やコーチの役目ではないでしょうか。それと、反則を犯した選手の名前が一切報道されていませんが、大学生ともなればどういったプレーをすれば反則になるのかわかっているはずですし、いい大人なんですから実名報道すべきです。

 私たちがスポーツ観戦を楽しむのは、正々堂々と、公正なルールにのっとって行われる試合の中で勝敗を決するシーンが見たいのであって、このような反則行為や乱闘を見たいわけではありません。勝つためにはなりふり構わないようなゲームははっきり言って見たくないです。悪意のある反則行為は厳に慎んでもらいたいと思います。