昨日のヤフーニュースに、9月23日に地球人類が滅亡すると唱える輩がいるというニュースが流れてました。このニュース、地球に他の惑星状の天体が衝突して滅亡するというものらしいんですけど、そのような巨大な天体衝突が起こるという場合、衝突する何年も前からその天体は発見されているはずで、今までそういった発見がなされていないということは、そういう天体は存在していないということ(未来永劫存在しないというわけではありませんが)。この
フェイクニュースの火消しには
NASAも躍起になっていて、そんな天体は存在しないと公式に発表しています。
時折このような
フェイクニュースが流れていますが、こういった
フェイクニュースの大半は、なんの科学的知識を持たない
新興宗教の指導者が信者獲得のため、資金源獲得のために流す場合がほとんどです。昨日のニュースでも、
NASAがこの「ニュースを流した主宰者は科学的な知識も何もない」バッサリと切り捨てています。こういったニュースには騙されないように気を付けてくださいね。こういった地球に接近する天体がないか常時観測されており、地球に接近・衝突する恐れがあると分かった場合は、その天体の軌道をそらすなどの対策が講じられることになっています。
それにしても昨日の
フェイクニュースは、私も読んでみたんですが、小学生でも見抜けるような、そんなでたらめなニュースでした。ただ
NASAが火消しに乗り出したのは、そういったデマがあまりにも多くの反響を呼んだためだったとか。本当だと信じる人もいるんですね…。