sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

DEEP IMPACT

 今日は朝早くから目が覚めてしまい、暇なので、1998年に公開された映DEEP IMPACTを見てました。この映画、アメリカのある高校生が天体観測中に偶然新彗星を発見したところから物語は始まります。そして、軌道計算の結果、地球に衝突すると言う事実がわかり、地球への衝突を防ぐために核弾頭を搭載したメサイヤというロケットをスペースシャトルで宇宙へ打ち上げて、衝突回避を試みるも失敗、二つに分裂して地球に向かう軌道を進むというお話です。刻々と地球への衝突への時間がせまる中、それぞれの家族や恋人のことを思いながら必死で生き延びようとする人たち。そして、メサイヤに残った宇宙飛行士は、残った核弾頭で分裂して残った大きいほうの彗星を爆破するために宇宙船もろとも突っ込んでいくと言う、パニック映画であると共に、ヒューマンドラマを取り入れた映画でもあります。
 高さが1000メートルを超えるような超巨大津波が各地を襲う中、生き延びた人たちが再び手を取り合って都市の再建に取り組むところで、この映画はエンディングを迎えます。
 
この映画を見て、思い出したのが昨年ロシアのチャラビンスク州で起こった隕石落下事件。この隕石は太陽の方向から飛んできたために大気圏に突入するまで、まったく発見されず、大きな衝撃音を発しながら地表に落下し、大勢の負傷者を出す産児となりましたが、このような隕石落下や水星の衝突というのはけっして珍しいことではなく、いつ、どこで起きてもおかしくないと言うのが現実です。そしてそれらを破壊すると言うのも、今の技術では至難の業です。
 もしこういった天体が発見されたらどうするのか、国際天文学会でも議論が交わされているようです。そのために地球に接近する恐れのある小天体を観測するネットワークも形成されています。そして実際にそれらの天体を専門に観測する望遠鏡も稼働中です。そしてもし仮にそういう天体が発見されてから地球に到達するまでの間に、対策を考えようというのが狙いだそうです。
 私もこの映画を見て思ったのが、もし地球に水星や隕石が落下するとわかって、それが明日とか、今日というときになったとき、自分はどんなことをしているのかなぁと。平静を保っていられるのかなぁ。それとも何とか生き延びようと必死になっているのかなぁと。皆さんはどうでしょうか?