sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

性犯罪の厳罰化成立


 性犯罪を厳罰化する改正刑法は16日、参院本会議で全会一致で可決・成立しました。強姦罪の法定刑下限を引き上げ、被害者の告発がなくても加害者を起訴できる「非親告罪」化などが柱です。性犯罪に関する大規模改正は1907年の刑法制定以来初めてで、来月13日に施行されます。

 改正法は、強姦罪の名称を「強制性交渉等罪」に変更し、「加害者は男性・被害者は女性」と言った性差を解消します。強姦罪と強姦致死傷罪の法定刑下限は懲役3年と懲役5年と規定されていますが、それぞれ5年と6年に引き上げます。引き上げに伴い、集団強姦罪(4年以上の有期懲役)と集団強姦致死傷罪(無期または6年以上の懲役)は廃止するとのことです。
 同じ現場で強姦と強盗をした場合、どちらが先かによって法定刑に不均衡があったため、「強盗・強制性交渉等罪」として「無期または7年以上の懲役」に統一したそうです。
 これまで強制わいせつ罪で処罰されていた、一部の性交類似行為についても、強姦罪の対象としています。
 強姦罪・強制わいせつ罪などは「非親告罪」化し、施行前の事件にも原則適用するとのことです。
 この他、家庭内での性的虐待を念頭に、親などの「監護者」が立場を利用して18歳未満の子供にわいせつな行為や性交などに及んだ場合は、暴行や脅迫が伴わなくても罰する「監護者わいせつ罪」「監護者性交等罪」も新設しました。
 付則には「施行後3年をめどに性犯罪の実態に合わせた施策の在り方について検討をする」などの内容が盛り込まれています。

 長年、法改正が必要と言われてきた性犯罪に関する罰則。ここにきて、ようやく法改正が実現しました。性犯罪の被害を受けた人たちの一助になればと思います。性犯罪にしろ、DV被害にしろ、いじめ被害にしろ、一度心に受けた傷は、永久に治らないでしょう。私も過去に受けたいじめのトラウマや、元嫁から受けたDV被害のトラウマは、今も私を苦しめ続けています。加害者から見れば、もう済んだことの話かもしれませんが、被害を受けた側は、いつまでも深い傷となって苦しまなければならないんです。
 元嫁は、過去に自分が私に対してやったことなど関係ないという感じで私と接しようとしますが、私は次男が高校を卒業して、独立したらもう二度と会う気はありません。顔も見るのも嫌です。
 こうした被害者が救済されるような法改正が行われてよかったと思うと同時に、こうした悪質な性犯罪がなくなればいいと思います。