今村雅弘復興担当大臣が25日に都内で講演した際に、東日本大震災について「東北の方だからまだ良かったが、首都圏に近かったら甚大な被害があった」と発言。今村氏は同日、発言の責任を取って辞任する意向を固めましたが、事実上の更迭です。
安倍総理は今村氏の発言後のあいさつで「東北の方々を傷つける極めて不適切な発言があった。首相としてまずもって冒頭にお詫びさせていただきたい」と陳謝しました。
今村氏は講演後、記者団に「首都圏に近かったらもっととんでもない災害になっている、という意味だ」と釈明。首相の陳謝後にあらためて取材に応じ「本当に不適切な発言で、皆様を傷つけたことを深くお詫び申し上げる」と謝罪しました。今村氏の発言に対して、公明党の大口善徳国対委員長は記者団に「言語道断。本当に許し難い。政治家として自らの在り方、出処進退をよく考えるべきだ」と述べました。
この発言に対して二階氏がマスコミを批判する言い方をしていますが、何を言わんやっていう感じがします。
今村氏は先の福島原発事故で自主避難している人に対して「本人の責任」と述べるなど、被災者を馬鹿にした発言が目立ちましたよね。この記者会見では、質問した記者に対して「撤回しなさい」「二度と来るな」などと暴言を吐き捨て、さらには「うるさい」と恫喝して会見場を後にして、舌の根も乾かないうちに謝罪したかと思えば、今度はこのような発言ですからね。今村氏にとって、東北地方を襲った大震災なんて、所詮どうでもよかったんでしょう。こういう人物が国政を預かっていると思うと、日本の政治の質・常識が疑われますよね。政治家の質や常識が疑われるということは、我々一般市民の常識が疑われるということを微塵も思ってないんでしょう。こんな馬鹿な奴が政治家と偉そうに名乗ってほしくないです。こいつこそ二度と政治の場に出てくるなって思います。
