sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

私の人生回顧録統一教会編

 岩田たちが帰った後、子供たちも姉の家に泊まりに行っているので、両親とこれからのことについて話をしました。
 この時私の両親は、私の子供たちを引き取る決意をしていて、離婚問題が持ち上がったときに、母はそれまで勤めていた食堂のパートをやめて、私の子供たちを迎える用意までしていました。私の両親が言うには「あんな女とはさっさと縁を切りなさい。でないと、あんたの人生も、子供たちの人生もダメになる。あんな女、一緒に住んでたって、百害あって一利なしじゃから。」そういうことを言ってました。この時すでに夜12時を過ぎていたと思います。私も寝床に入って、布団をかぶって眠りに着こうとしましたが、子供たちに残酷なことを言わなければならないと思うと、ものすごく気が重たくて、結局は眠れないまま、月曜日の朝を迎えました。
 夜が明けて、朝食を済ませた後、子供たちを迎えに行くと、子供たちはゆうべは楽しく遊んだみたいで、迎えに行った時も明るく元気に走り回ってました。私が「そろそろお家に帰るよ~」というと、子供たちも帰り支度を始めて、その間に姉とも少し話をしました「私もね、あいつとは別れた方が、Kちゃんや、Y君のためでもあるし、あんたの人生のためでもあると思う。私じゃったら、あんなものに大金をつぎ込もうと考える神経が理解できんね。」などと言ってました。そして「離婚を伝えるんじゃったら、早い方がいいよ」とも言ってました。
 子供たちの帰り支度がすんで、家に帰ったら、元嫁が私たちの帰りを待っていました。私は家に帰って子供たちもテーブルに座らせて「今から大事なお話があるから、よく聞くように」そう言って重い口を開きました「お父さんとお母さんは離婚するから。。お父さんは、もうお母さんとは一緒には暮らせないから。お母さんは、みんなのことよりも、教会のことの方が大事なんだって。」そう伝えると、次男はやはり声を上げて泣き出しました。「お父さんとお母さんがサヨナラするのは嫌だ」というのです。その気持ちも私にはよく理解できます。私だって次男を含めて、子供たちにそんな辛い思いなんかさせたくありません。できれば避けたいと思っていました。私の話は30分ぐらい続いたでしょうか。元嫁が口を開きました「そんなに子供たちを泣かせてまで、私は離婚を望みません。私が悪いというのであれば、一生懸命悔い改めます。子供たちのためにもどうか離婚だけは避けてやってもらえないでしょうか。これまであなたに対してやってきた、非常識なふるまいは土下座してでも謝ります。本当に申し訳ありませんでした」などというので、私は「もう手遅れなんだよ。もう後戻りできないところまで来てしまったんだよ。これは誰が悪いわけでもない。お前自身が自分で蒔いた種じゃろうが。その始末は自分でするこっちゃな。」そういうと「これからは死に物狂いで頑張ります。どうか一か月。一か月たって、何も変わらないとあなたが判断したのであれば、その時は私も、あなたの意思に従います。なので、どうか一か月の猶予をいただけませんか」などというので、次男も大泣きするし、これ以上惨めな思いもさせたくないという思いもあって、「じゃあ、本当に一か月でいいんじゃな。じゃったら今からが俺の親のところに行って、事情を話して、許しを乞うて来い。おっれも一緒に行くから。」そう言って、再び私の両親の家で話し合いの場を設けることになったのでした。