sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

死刑制度廃止?

今日の新聞の社会面に、日弁連がそしきとして始めて死刑制度の廃止を打ち出す準備を進めていると報じられていました。この事が波紋を呼んでいるという事です。来月の7日に、全国の弁護士が集まって、福井市で開かれる「人権擁護大会」で廃止宣言を採択する方針だそうです。しかし、死刑制度の存続を認める弁護士も多く、犯罪被害者を支援する弁護士団体は抗議声明を出す構えだそうです。人権擁護大会に提出される宣言案は2020年までの死刑廃止をめざすとしたうえで、代替措置として、終身刑の導入や、無期懲役の仮釈放を遅らせるなどをあげているということです。日弁連は死刑執行の度に抗議する会長声明を出していますが、死刑制度廃止は明確に求めてきませんでした。
死刑が確定した裁判の再審開始が決定したことや、死刑廃止・停止国が140カ国に達したことで、廃止の機運が高まったと判断したそうです。
ただ、死刑制度廃止に反対・疑問を持つ弁護士も多く、強制加入の日弁連が廃止を宣言するのは、個々の弁護士の思想・信条の侵害だ。弁護士はみんな死刑に反対だとの誤解も生みかねないと指摘しています。
このニュース、私も疑問を持ちました。例えば、オウム真理教麻原彰晃みたいなやつが、刑務所の中とはいえ、いつまでも生き永らえることに国民や被害者、遺族のかたたちが納得するでしょうか❔。恐らく大多数の人が納得はしないと思います。被害者、遺族の方たちからみれば、同じ苦しみを味あわせてやりたいと思うのではないかと思います。
或いは、相模原市の施設で起きた、19人の入所者を惨殺した事件でも、動機は容疑者の勝手な思想により起きたもので、情状酌量の余地はないと思います。
死刑によって、命を奪うのは人権侵害だということなのかもしれませんが、人権侵害だと謂うのであれば、麻原彰晃のようなやつは、数多くの罪のない人々の命を奪う人権侵害を犯してきたわけで、やはり、それなりの報いを受けるのは当然なような気がします。