sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

地下鉄サリン事件から25年

昨日は、1995年に起きた、オウム真理教が地下鉄にサリンをまいて、多くの死傷者が出た地下鉄サリン事件から25年の節目の日でした。多くの通勤客で混み合う地下鉄車内で猛毒の神経ガスであるサリンがばらまかれて、死者が14人、重軽傷者が6300人以上という、日本な初めて経験した大量無差別テロ事件でした。
この日、私は有給で仕事が休みで、たまたまテレビを見ていたら、ニュース速報で「都内の地下鉄で異臭により多くの人が倒れている」という情報が入り、時間の経過と共に地下鉄霞ヶ関駅などで多くの人が横たわっている映像が映し出されて、さらに「地下鉄車内でサリンがまかれたようだ」という続報が流れ、後にオウム真理教が、国家の転覆を狙って引き起こされた事件だということがわかり、事件の首謀者である麻原彰晃や、新見智充など、サリンの製造や事件現場となった地下鉄までの犯人の運搬役を担った井上嘉浩などといった教団幹部13人が逮捕されて、長い長い裁判を経て、一昨年の夏までに刑が執行されました。
この事件に関わった人物全てに死刑が湿気雨されましたが、最後の最後まで麻原彰晃は事件の動機や詳しい経過などは一切話さず、詳しい経緯は本人の口から話されることはありませんでした。
そして事件から25年が経過した今も後遺症に苦しむ人も大勢います。教団や国から支払われた賠償金は、被害の本の一部にしか過ぎず、多くの人が経済的にも苦しい立場に置かれています。
また、事件を知らない若い人も増えてきていて、事件の風化を危惧する被害者の方がたくさんおられます。
一方でオウム真理教の後継団体であるアレフひかりの輪は、新たな若い信者獲得のため、活動を活発化させているとの情報もあります。私はこのような団体に対しては、宗教法人の資格剥奪と、活動禁止命令を出すべきだと思います。憲法で宗教の自由が認められていますが、人を殺傷するような団体や、それを良しとする首謀者を神と崇めるような団体には認めるべきではないと思う私です。

この事件で犠牲になられた多くの御霊に改めてご冥福をお祈り申し上げますとともに、被害に合われた方々に安らかな日々が訪れることを心より願っています。