これはまだポッキーがぴんぴん元気だった頃のお話です。夕食時になってポッキーも外から帰ってきて
「あ~おなかすいた~。ねぇ晩御飯まだ~」
「もうちょっと待っててねぇ~。もうすぐしたら晩御飯あげるから」
そしてポッキーの晩御飯の用意をする母。ポッキーもおいしそうにキャットフードを食べて、ご機嫌になったところで母が一言
「さぁ、今度は人間どもの餌を用意するかぁ~」
猫であるポッキーが食べるのがご飯で、人間が食べるのが餌って・・・。我が家では一番に晩御飯にありつけるのはポッキーでその次に仏壇・そして人間が一番最後という順番になっていました。母もポッキーに色々と悪戯されながらもそれなりに可愛がっていたようです。今でも、ポッキーの話がでると、なぜかみんな笑顔になる我が家でした。