サッカーワールドカップブラジル大会に出場して、1次リーグで敗退した日本選手団が昨日帰国しましたね。結果は残念でしたが、それでも最後の最後まであきらめないで頑張った選手や関係者の皆さんにまずはお疲れ様でしたといいたいと思います。みんな決勝トーナメント進出を目指して厳しい練習にも頑張って耐えてきたと思いますが、対戦した相手チームのほうが力が少し上だったというだけだと思います。
今回日本が入ったCグループはそれぞれが大きな問題を国内に抱えての出場となりました。日本は東日本大震災からの復興が、いまだ道半ばで思うように進んでいないという現実があります。原発の問題も大きくのしかかっています。
コートジボアールは内戦で多くの戦死者が出て、その復興への道をようやく歩み始めたばかりです。
ギリシャは経済危機に端を発した失業問題で大きな影響が出ており、経済的に非常に厳しい状況下におかれています。
コロンビアは麻薬問題などで国内が混乱し、ようやく一区切りがついて、麻薬問題にけりをつけられるところまで来たという問題があります。
このように各国が大きな問題を抱えながら対戦したC組み。コロンビアとギリシャが決勝トーナメントに進出しましたが、両チームには決勝トーナメント進出できなかった日本･コートジボアールの選手のぶんまで勝ち抜いていって欲しいなと思います。
今回の日本の結果については批判的な意見もあると思いますが、私は全世界中の人の中からあのピッチにたてた日本選手に対して、一瞬でも夢を見させてくれてありがとうといいたいと思います。この悔しさは2年後のリオデジャネイロオリンピック・ワールドカップロシア大会で晴らしてもらいたいと思います。そして、東京オリンピックでは金メダルを獲得して欲しいなぁと思うわたしです。
