私の人生回顧録結婚生活編

　次男が耳の病気で入院している間、元嫁が次男の看病をして、私は仕事があるので、息子と一緒に実家に身を寄せていました。そして仕事が終わっては次男が入院している病室に顔を出しては、次男とちょっと遊び相手になってやって、帰宅するという日々がしばらく続いて、もうそろそろ退院できるんじゃないかと思い、入院して一週間経過した頃、元嫁の携帯に電話してみると、「今日退院できた。息子も迎えに行ったから、お父さんからも有難うって言っといて」ということだったので、実家に電話をかけて、私と息子が世話になったことに礼を言って、借家に帰った私です。次の日からは次男も外の空気を吸いたかったのでしょう、外に出してやると大はしゃぎで喜んでました。そして、保険が利くのかどうか確かめるため、この前契約したS生命の外交員山田に連絡を取って、詳しく話をするために家に来てもらって、話をしたところ、病院の診断書を見せると、保険が利くということだたので、早速手続きにかかってもらいました。そして、この頃からちょくちょくこの山田という女、借家のほうに来るようになったんですが、今になって考えると、私たちを統一教会のカモにするために、情報リサーチしていたのかもしれませんね。少しずつ少しずつ情報を入手して、入信しないと大変なことになるという脅しをかけるつもりだったのかもしれません。

 

そうとは知らない私たちは、次男が退院したのを大家さんや近所の人にも知らせて、大家さんは次男の退院祝いとしてちょっとしたお祝いをくれたり、近所の人や子供たちからは、元気になってよかったねぇと声をかけてもらったりしてました。そして相変わらず年上のお姉さんにモテモテな次男なのでした。一番多かったのが「抱っこさせて～」というリクエスト。次男を抱っこする女のこの目は優しいお母さんの目をしてました。今次男を抱っこしてた女の子は、ひょっとしたら結婚しているかもしれませんね。久しぶりにあって見たいなぁ。そう思う私です。