sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

ポッキーの受難パート2

 ポッキーは、私たちが夕食の時間になると、いつも私の父のそばに座って、父から刺身をもらうのを楽しみにしてました。ポッキーもマグロや鯛などの刺身が大好きでしたね。そんないつもの夕食の風景が続いていたある日、いつものようにポッキーが父のとなりにちょこんと座って、いつものように刺身のおねだり
 
ねぇ~今日も私にもお魚頂戴ねぇ~。おなかが空いちゃった。
 
父もいつものようにポッキーに刺身を少し分け与えていたんですが、時々意地悪というか、ジラして、なかなかやらないときもありました。
 
ねぇ、お魚頂戴って言ってるでしょ。なんで今日はくれないのよ。あぁ~また私にくれないで食べちゃった。いいわよ、こうなったら自分でとっちゃうもんね。
 
そして前足を父が箸でつまんだ刺身に差し出して、さっと奪い去るポッキー。そして、”悲劇”がポッキーを襲います。そう、その刺身にはタップリとわさびがついていたのでした。
 
父は、何度も「これはわさびが着いてるから食べられへんのや」といっていたのですが、ほんの一瞬の隙をつかれてポッキーに持っていかれてしまいました。
 
ヤッタ~お刺身ゲットしたわよ~。では早速おいしく頂きましょう。どれどれ…。う~んおいしい~。う~ちょっと待ってなんか鼻にツンツン来るわねぇ。
 やがて口に中に広がるあの辛さ。
うわぁ~辛いメッチャ辛い何塗ったのよこんなん食べられないわよ。あぁ~ヒリヒリするぅ~。そうだ、水を飲みましょ。水~。
 
あわてて水道の蛇口へと直行するポッキー。チョロチョロと蛇口から流れる水を飲んで、涙目になりながら、なんなのよ~なんていう顔をしてました。
 
父は、「だからお前には食べられへんて言うたやろ。」と言ってました。。それからしばらくの間、ポッキーの泣き声はニャーではなくてかなりかすれた様な鳴き方をしてましたね。
 
お刺身食べて大変な目にあったわよ。
そうぼやいてたのかもしれません。ポッキーにとっては受難なワサビつき刺身食べちゃった事件でした。以上ポッキーの起こした事件簿のレポートでした。
 
これに懲りて刺身ほしがるの止めるかなぁと思ったんですが、それからもちゃんと父のそばにちょこんと座って、刺身をおねだりしてましたよ。父もポッキーのことを3人目の娘と言って可愛がってましたからね。ポッキーも父にはよくなついてました。