前々から考えていたんですが、息子の将来の自立に向けたトレーニングの一環として、来月一ヶ月間、試験的に総合支援学校の寄宿舎に体験入舎させてみることになりました。というのも、私たち親や祖父母が元気な間は息子の世話をしてやることもできますが、いつまでも私たちが元気でいられるわけではありません。確実に私たちのほうが先に年を重ねていき、体力的にも衰えて行きます。もし、息子の世話が私たちでできなくなったときに困らないようにという思いもあるほか、担任の先生からも将来の息子の自立・就労に向けた取り組みの一環として、寄宿舎で色んな事を経験するのもいいことではないかという話もあったので、まずは一ヶ月間入舎させてみて、もしうまくいけるようであれば、そのまま寄宿舎に入舎させて高校卒業まで過ごさせようと考えています。ただ、体験入舎の場合、金曜日の放課後学校に迎えに行って、月曜日の朝学校に連れて行くというのが決まりだそうで、本格的に寄宿舎に入ることになると、金曜日の放課後通学バスに乗って、家の近くのバス停まで帰ってきて、月曜日の朝通学バスで登校するようになります。息子の将来の自立のためにも必要なことだと思っています。いつまでも親や祖父母におんぶに抱っこの状態では自立できませんからね。確かに私たちが世話を見ているといつも家にいるので心配しなくていいのですが、学校から帰ると家の近くに同じ学校に通っている子供はいないので、遊び相手となるとなかなかいないというのが現状です。しかし寄宿舎に入ると学校の友達もいますし、楽しいこともきっとあると思います。うまく行くかどうかわかりませんがまずは入舎させてみます。そして規則正しい生活・規律を守る生活が身につくんじゃないかと思います。ちょっとの間、慣れるまで息子もしんどいかもしれませんが頑張ってほしいなと思っています。
