sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

私の人生回顧録結婚生活編

 会社の近くの借家に引越しして、ようやく隣近所の人の顔と名前が一致するように私がなってきたころ、元嫁と大家さんの奥さんとの間でちょっとした口論があったようです。私が仕事から帰って、なんか家の中に重たい雰囲気が漂っているのを感じて、何があったのかたずねると、息子のことで口論となったようです。私から大家さんのほうには自閉症という障害があって、他の人となかなかうまコミュニケーションが取れなかったり、一つのことに強いこだわりを持ったり、鸚鵡返しに人の言ったことを口にしたりすることがありますと大まかな説明をしていたんですが、大家さんも息子のような障害を抱えた子供を相手にするのは初めてなので、どう接していいかわからなかったようで、なかなか難しいねというニュアンスのことを言われたようです。もちろん大家さんに悪気があったわけでも、息子に対して差別をするつもりがあった訳でもありません。大家さんとしては障害のある息子を育てていくことの難しさを推し量っていったということなんですが、元嫁はそのことを悪く受け止めて、その当時大家さんが車を新しく買い替えたばかりだったので、「私たちの家賃で新しい車を買ったくせに」といったそうです。大家さんからすればそれとこれとはまたく関係のない話だろと思ったと思うのですが、とにかくこの状態を収拾させるために、私は仕事から帰って元嫁の話を聞いて、元嫁が言ったことに対して謝罪をして、この場は収まったのですが、私の心は心中穏やかではありませんでした。元嫁に私の顔に泥を塗られたという思いが強くしました。家に帰ってから私は「あれほど大家さんを敵に回すようなことはするなと言ったろ」ときつく叱ると、元嫁は「だって、私たちが支払った家賃で新しい車を買ったんよ。悔しいじゃん」て言うので、もう一度警告の意味をこめて「俺たちが支払った家賃を大家さんが何に使おうが俺たちには一切関係ない。今後二度とこのようなまねはするな」と言って、食事を済ませて、息子と一緒に風呂に入って眠りについた私でした。そして1999年の正月を迎えて、年明け早々インフルエンザにかかった私でした。