sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

なごり雪

 今日のお気に入りミュージックはイルカさんが歌ってヒットしたなごり雪です。この曲はかぐや姫のシングルとして発表されて、イルカさんがカバーした曲なんですが、私としてはイルカさんの曲っていうイメージが強いですね。この曲も卒業式の定番ソングとして有名ですよね。それぞれの道へ旅立っていく別れの切なさと大人への階段を駆け上っていく好きな人への淡く切ない思いが詰まった曲だと思います。そして、春がやってきて去年よりもきれいになった君がいた。
 この曲は私の個人的なイメージとして、当時絶大な人気を誇っていた寝台列車で東京を離れて旅立っていくという感じがするんですが、今年はどんななごり雪の光景が見られるんでしょうか。それぞれの道へ歩き出した卒業生の皆さんにエールを送りたいと思います。
 
作詞・作曲 伊勢 正三 編曲 坂本 昌之
 
汽車を待つ君の横で僕は
時計を気にしてる
季節はずれに雪が降っている
東京で見る雪はこれが最後ねと
さみしそうに気味がつぶやく
なごり雪も降るときを知り
ふざけすぎた季節のあとで
今春が来て君はきれいになった
去年よりずっときれいになった
 
動き始めた汽車の窓に
顔をつけて
君は何か言おうとしている
君のくちびるがさよならと動くことが
こわくて下をむいてた
時がゆけば幼い君も
大人になると気づかないまま
今春が来て君はきれいになった
去年よりずっときれいになった
 
君が去ったホームにのこり
落ちてはとける雪を見ていた
今春が来て君はきれいになった
去年よりずっときれいになった
 
そういえば、このような旅立ちを感じさせてくれる列車って少なくなりましたね。やはり時の移ろいとともに旅立ちのシーンも変わっていくんでしょうか。私も小学校を卒業して大阪を離れて山口へと旅立ったときの光景はよく覚えています。あの時はきれいな夕焼け空でした。私が大阪に住んでいたころ走っていた電車は少数派になってしまいました。