sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

神戸教諭いじめ、加害教員を懲戒免職

 神戸市須磨区の市立東須磨小学校で男性教諭(25)が同僚教諭4人からいじめや暴行を受けた問題で、神戸市教委は28日、蔀俊(しとみ しゅん)教諭(34)と柴田祐介教諭(34)の二人を懲戒免職処分としました。残る2人のうち女性教諭(45)は停職3か月、男性教諭は(37)は減給3か月(10分の1)さらに管理監督責任を問い、芝本力前校長(55)を停職3か月、仁王美貴校長(55)を減給3か月(10分の1)の懲戒処分としました。一方、教育行政の信頼を失墜したとして、長田敦教育長は給与20%(3か月)教育委員4人は給与10%(同)を自主返納するそうです。

 

 市教委が設置した調査委員会は最終報告書で、加害4人教諭について、計4人の教員に対する計123件のハラスメント行為を認定。市教委はこのうち、激辛カレーを無理やり食べさせ、性的なメッセージを女性教員に送信させるなど最も多い89件が認められた蔀教諭と、性的な言動を繰り返すなど34件が認定された柴田教諭の2人について「極めて悪質なセクハラ」と指摘しました。

 停職の女性教諭はハラスメント行為13件のほか、児童の椅子を引いて転倒させる不適切指導もあり、最も少ない7件で減給となった男性教諭とともに、「当面教壇に立たせることは不適切」とされました。学校以外に配置されることになったそうです。

 校長経験者では、被害教諭に飲み会への出席を事実上強要するなど2件のハラスメント行為をしていた芝本前校長と、被害を把握しながら適切に指導しなかった仁王校長の処分の他、いじめに気付かなかった元校長(62)を戒告としました。

 加害教諭4人は無給の分限休職処分となっていましたが、28日付で終了しました。懲戒処分は同日付とされました。加害教諭については、兵庫県警が暴行などの容疑で捜査しています。

 

 ようやく処分が下されましたが、この処分を見て、「まだ処分が甘すぎる」と思うのは私だけでしょうか。いじめの重大さは件数の多さではなく、その中身です。件数が少ないと言っても、実際に激辛カレーを無理やり食べさせるなどの暴行を残りの二人も加えていたんでしょう?だったら、実名を公表したうえで、残る二人の教諭も懲戒免職処分とするべきです。また、前校長の処分についても、恫喝していたわけで、それは校長としては絶対にあってはならないことであり、パワハラだと言えます。一般企業ならパワハラが認定された時点で、問答無用でクビが飛びます。これだから公務員の不祥事に対しては、身内には甘すぎるという批判が沸き起こるわけで、もっと重いペナルティーを課すべきだと思います。これでは子供を通わせている保護者は納得しないんじゃないでしょうか。

 恐らくこれから、被害を受けた教諭が民事訴訟を起こした場合、慰謝料や損害賠償が請求されると思いますが、いじめで味わった快楽の代償はあまりにも大きすぎますね。まぁ、こんな奴ら、教育の場だけでなく、他の会社への就職もほぼ不可能になると思いますが、それは自業自得だというべきでしょうか。