アメリカのトランプ大統領が発した言葉が物議を醸しだしてますね…。「アメリカが嫌いなら自分の国に出ていけばいい」そして、その発言の真意を問いただしたメディアに対しては「黙れ」を連呼。なんか自分の考えとは会わないものは排除してしまえ。というような感じにも受け取れます。
この大統領の発言に対して、移民系の民主党の女性議員からは「発言が差別的だ」という言葉が述べられて、これを見ていると、アメリカでの人種間での対立の溝がますます深く・広くなってきているなという感じがします。
世の中には自分の出生地や性別、肌の色など、あらゆるところで差別問題がはびこっていますが、何故このような差別的な発言が無くならないのかなぁって思います。出生地や性別、肌の色や人種などは自分自身ではどうにもできないことであり、そういうことで差別をされるのは本当に辛いと思います。
これは何もアメリカだけの問題ではなく、きょう投票を迎えた参議院選挙で、北海道で演説を行っていた安倍総理に対して、批判的な意見を持つ男性がヤジを飛ばしたところ、警察が介入してその男性を排除したというニュースが報じられていましたが、これは自分にとって都合の悪い意見や批判には耳を貸さないということの表れなんではないでしょうか。
以前、選挙で安倍総理が演説中に批判的な意見を述べた人に対して、「このような人たちに負けるわけにはいかない」という発言が物議をかもしたことがありますが、これも他者の存在を認めない姿勢の表れなんではないかっていう気がする私です。