お盆休みの期間中にアメリカから飛び込んできた、白人至上主義を主張するグループと、それに反対するグループの衝突。車が暴走するなどして、死傷者も出る事件となりました。
白人至上主義者らの主張は、白人が一番だという事なんだろうと思います。そして白人以外の人種を否定することなんだろうと思いますが、それは間違いなく人種差別に当たるでしょうね。アメリカは移民の国と言われるほど、多くの人種が暮らしていて、お互いに理解し合うことが大事なのではないかと思います。
白人至上主義の思想の根底にあるのは、いわば”白人ファースト”的な考えがあるんじゃないかとも思えます。誰だって多かれ少なかれ、自分が一番かわいいという思いはあると思います。白人至上主義者にとっては、白人が一番で、他の人種は劣っているという考えがあるのかなと思いますが、それは大きな間違いであると思います。
今、私の家庭では母が入院していて、母のピンチヒッターを家にいる家族全員でカバーしていかなくては、家庭が回っていきません。私は掃除洗濯・花の水やり・見舞いに行ったときの着替えの持ち帰りなどをしていますが、これは誰かにやれって命令されてやっているわけでもなく、私が自発的にやっているものであり、自分が一番かわいいから、自分第一だからやらないと言っていては、家の中がめちゃくちゃになってしまいます。感覚的には、母のため・家族のためにっていう感じが強いでしょうか。母が入院して以降、今日までは私が休みで家にいるので、家の掃除や洗濯は朝のうちに済ませることが出来ましたが、明日からは仕事でいないので、洗濯や掃除は夜のうちにやっておかないと、母がいつもしてくれていたような状態を保つことが出来なくなります。
白人至上主義を主張するメンバーも、自分のためではなく、みんなのためっていう思いを持つことによって、こういった差別的な思考を持つことはなくなるんじゃないかと思います。
それと、この対立に油を注ぐ形になているのが、トランプ大統領のツイートですよね。双方に責任があるという書き込みをしていますが、これは大きな間違いであり、人種差別を容認するともとれる発言だと思います。双方に責任があるというのであれば、どの様に責任があるのか、大統領としてきちんと納得いくように説明すべきですよね。そういった説明がないまま、双方に責任があるというのは、あまりにも無責任すぎます。
