sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

日大アメフト部内田監督辞任

 今月6日の関西学院大学との定期戦で、悪質タックルをして問題になっている日大アメフト部。この度、内田監督が責任を取って辞任することになりました。現役選手の間からは監督の指示で危険極まりないタックルを行ったという証言も出ている中の辞任ですが、監督はこれらの記者の質問には明確には堪えず、24日に文書で明らかにするという答えにとどまっていますが、現役の選手から「監督の指示があった」という声が出ているということは、恐らく内田監督が関学大のQBの選手をつぶせという指示があったんだろうと思います。
 この問題は内田監督が辞任しただけで済む問題ではないはずで、選手との間に指導方法を巡って乖離があったと述べていますが、選手との間で乖離があったというのであれば、何故それを是正することをしなかったのか、監督の言う事を聞かなければ試合には出させないという監督の指示もあったということですので、選手の弱みにつけ込んで、このような悪質な反則を犯させたのではないかと思います。はっきり言って完全にルールに反してますよね。ルールにのっとったうえでのプレーで起きた事故であれば仕方がないという気もしますが、これには正直開いた口が塞がらない・スポーツマンシップにかける。これが私の正直な感想です。

 このプレーで思い出したのが、話はちょっとそれますが、アニメメジャーで、茂野吾郎が所属していた海堂高校を退部して、海堂高校を倒すという志を持って聖秀学園に入学し、野球部を創部して、高校3年生の春に古巣海堂高校との練習試合をしていた時に、甲子園出場を果たすには吾郎が邪魔な存在だと考えた野球部長の江頭が、吾郎が試合に出られないようにするために、1軍当落線上にいた選手にベースカバーに入った吾郎の足を踏みつけて故意に大けがを負わせて、甲子園出場を確かなものにしようとしたシーンが描かれていましたが、この江頭の陰謀はのちに海堂高校の幹部にも知れ渡ることとなり、江頭は追放されましたが、これとよく似た事件であるなと思いました。
 大学アメフト界では日大は強豪校として名の知られた存在ですが、自分のチームの勝利のためにはライバル選手にけがをさせてもかまわないという魂胆が見え隠れするような、そんな気がします。まぁ、この内田監督は、大学からも、アメフト界からも追放されるでしょうね。こんな指導者はスポーツ界には不要です。二度と出てきてほしくないです。
 それと、迷惑をかけた相手の大学の名前も間違えるようでは、本当に真摯に反省しているとは思えないですね。