sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

日大側の危機管理能力のなさ

昨今、連日報道されている日大アメフト部の危険タックル問題。22日に宮川選手がみずからの顔をさらけ出し、名前を名乗って記者会見を開き、一連の危険タックルに及んだ経緯を明らかにしましたが、翌日の日大アメフト部の内田前監督と井上コーチの記者会見では、宮川選手の主張をことごとく否定し「ケガをさせろとは言っていない」等と述べていましたし、内田前監督は「宮川選手が危険タックルをした瞬間は見ていないので知らなかった」という趣旨の話をしてましたが、改めてテレビや新聞の報道を見聞きしていると、日大の危機管理能力のなさが露呈しているなって感じがします。
この問題でまず検証しなければならないのはなぜ宮川選手が危険タックルをするに至ったかという点でしょう。彼がみずからの意思で悪質極まりないタックルをしたのであれば彼をアメフト界から追放すればいいのかもしれませんが、監督・コーチからの脅迫があってやらされたのは間違いないわけで、あの危険タックルがあった時点ですぐに誠意を示していればここまで大事にならなかったはずで、初動態勢の時点で間違ってますよね。
さらに直ぐに謝罪しなかった理由について「相手から連絡があるのを待っていた」と述べていますが、被害を受けた側が加害側にわざわざ連絡するなんてまずあり得ません。
そして、それらの危機管理能力のなさに拍車をかけたのが23日のあの不誠実極まりない記者会見でしょう。あの二人の記者会見にも怒りを覚えましたが、其れに追い討ちをかけたのがあの司会者ですよね。なんでも日大関係者だったそうですが、あの態度には呆れました。まるで内田前監督・井上コーチの二人が被害者だと言っているような感じがしました。
今日の午後3時半から日大学長が記者会見して謝罪するとのことですが、なぜ最高責任者の理事長が表に出てきて謝らないのか、それが不思議でなりません。
大人は子供に対して悪いことをしたら謝りなさいと言いますが、その大人があの様な体たらくを見せていては、これから社会に出ていく子供たちに対して示しがつかないですよ。はっきり言って情けないですね。
日大が守りたいのは、日大に通っている学生なのか、日大というブランドなのか、それとも日大No.2の座にある内田前監督なのか、どれなんでしょうね❔記者会見を見ている限りでは、学生を守ることは全く考えていないように思いますが。