sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

東名高速事故、危険致死傷罪適用

 神奈川県大井町東名高速道路で6月、トラックがワゴン車に追突してワゴン車の夫婦が死亡した事故で、横浜地検は31日、自動車運転処罰法違反(危険致死傷罪)などで、福岡県中間市の建設作業員、石橋和歩容疑者(25)を起訴しました。

 神奈川県警は今月10日、夫婦の車の前に自分の車を停車させて事故を誘発したとして石橋被告を同法の過失致死傷で逮捕しましたが、同地検はてうしゃさせる前に会った極端な幅寄せ行為などを危険運転と判断。より罰則の重い危険致死傷を適用しました。事故当時、石橋被告は降車しており、「運転する行為」を対象とする危険致死傷罪の適用は異例だそうです。

 起訴状などによると、6月5日午後9時半ごろ、神奈川県大井町東名高速道路で、静岡市清水区の自営業、萩山嘉久さん(当時45)一家が載るワゴン車を時速100キロで追い越し、高速のまま車線変更や幅寄せを繰り返すなど危険な運転をして降車させ、事故を引き起こしたなどとしています。
 
 この事故で、嘉久さんと妻の友香さん(当時39)が死亡、高校一年の長女と、小学6年の次女が軽傷を負うなどしました。

捜査関係者などによると、石橋被告は現場近くのパーキングエリアで、駐車スペースをはみ出して車を停めていたことを嘉久さんに注意されて激昂。走り去ったワゴン車を追走して追い越し、およそ1分間、1.5キロにわたって車線変更や幅寄せを繰り返すなどしていました。逮捕後、県警の調べに「注意されてカッとなった」などと容疑を認めています。

 また、石橋被告は事故の1か月前にも、山口県下関市内の一般道で同様の走行妨害を3件引き起こしていました。このうち、自分の車を追い越した車を停車させてドアをけった器物損壊事件については、山口地検横浜地検に移送しています。

 この石橋被告、その後の調べで、萩山さんのワゴン車を追いかける際、時速150キロを出していたとか。150キロというと、ほとんど狂気ですよ。そこまでして追い掛け回して無理やり停車させて、二人の命を奪った罪は重大です。むしろ逮捕容疑が過失致死傷の容疑で逮捕されましたが、過失なんてなかったんです。追い越し車線に車を停車させれば、重大な事故が起こるということは、容易に想像ができたはずです。そんな石橋被告に対して情状酌量の余地なんて全くありません。むしろ危険運転致死傷罪で逮捕すべきだったのではないかと思います。その点横浜地検の判断は、一般ドライバーから見た感覚では、誠に常識的な対応だったと思います。
 
 これから裁判が始まり、事故の詳しい審理が行われると思いますが、最も重い刑罰を科すべきだと私は思います。執行猶予のついた判決など、軽い罪で済ませたら、また同じことを繰り返しますよ。絶対にこいつは。二度とこいつにハンドルを握ってもらいたくないです。