sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

石橋和歩被告に懲役18年

 昨年6月に東名高速道路上で、パーキングエリアで駐車の仕方に注意された石橋被告が、注意した萩山さん一家が乗った車を執拗に煽ったうえに追い越し車線上に無理やり停車させて、後続のトラックが追突し、萩山さん夫妻が亡くなり、姉妹が負傷した事故の判決が横浜地裁で言い渡され、石橋被告に懲役18年の実刑が言い渡されました。停車中に起きた追突事故に関しては危険運転には当たらないとしながらも、一連の執拗な煽り運転が事故を誘発する原因となったと指摘し、煽り運転そのものが事故の原因であるとし、危険運転致死傷罪は成立するとしました。その他の罪も勘案して、事故を起こすきっかけを作った刑事責任は極めて重いということで、石橋被告に懲役18年に刑が言い渡されました。ご遺族の方々や被害を受けた姉妹のうち長女は判決そのものには納得しているようですが、私が解せないのは、なぜ休憩が23年に対して、5年の減刑が必要だったのか、それが判決文からは伝わってこないという点です。5年もの減刑となると、それなりの理由があるからで、たとえば被告人が深く反省しているとか、取り調べに素直に応じ、被害者家族や遺族に対して謝罪の気持ちを持っているなどの理由があれば、それなりの減刑もありかなと思いますが、石橋被告に関しては全く反省の色も見せてませんし、最初は萩山さんの車に煽られたという虚偽の供述をしていたほどであり、減刑に値するような理由が全くないように思います。
 この裁判は、私は23年の判決が出ていたとしても、短すぎると思ってましたが、18年だというと、石橋被告が44歳の時に出所するわけで、車の運転するにあたって、免許を再取得しようと思えば可能な年齢であり、同じことを繰り返すのではないかと思います。懲役18年で確定するのであれば、永久に免許が取得できないように、いわば車の運転に関するブラックリストに載せて、永久に車の運転ができないようにするなどの厳罰を科してもよかったのではないかと思います。