sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

この世界の片隅にのDVD

 昨年公開されて、大きな感動と反響を呼んだこの世界の片隅に。私も観に行って、主人公の北条すず(旧姓浦野すず)が戦時中の広島と呉を舞台に、どの様に生き抜いていったかを描いた作品で、戦時中の物資が次第に乏しくなる時代、そして時限爆弾の爆発で姪っ子を失い、自身も右腕から先が吹き飛ぶという重傷を負いながらも、懸命に明るく生き抜いた姿は深い感動を覚えました。その映画のDVDが明日発売されます。私はセブンネットで予約しておいたので、明日仕事が終わったら受け取りに行ってこようと思います。この主人公のすずが広島弁丸出しでしゃべる姿は、戦時中という非常事態でありながら、どことなくのんびりとした雰囲気が漂っていて、戦時中という時代であっても、庶民の生活の中には、笑いがあり、恋模様があり、人々がどのように生き抜いていったのかが克明に記されています。そして物語の最後は、原爆の投下によって廃墟と化した広島で出会った戦災孤児の女の子をすずと夫の周作が引き取り、呉の家に帰るところで終わります。
 この映画を観た当時思ったのが、この主人公のすずさんは、きっと今も呉のどこかで生きているんじゃないか?ということでした。きっとすずさんと同じような経験をされた方も多いのではないか?そんな気がした私です。今度時間がある時に子供たちと観てみようと思う私です。