今日は今年初の映画鑑賞に来てます。今日観るのは「この世界のさらにいくつもの片隅に」。以前この世界の片隅にとして公開された時に観に来たことがあるんですが、前作では公開されなかったシーンを加えて、より深みのある内容になっているという事で、息子と一緒に来ています。配役は前作と一緒で、前作では登場しなかったキャラもあるとか。
主人公のすずさんを通してみた、太平洋戦争が、戦時中の彼女の日常とともに描かれていますが、この映画を観て、なんかホッとさせられる感じになるのは、戦時中であっても、人を好きになったり、他愛ない夫婦の日常が描かれていたりするからでしょうか。戦時中で、次第に生活物資が不足し、生活に困窮するようになっても、持ち前の明るさと工夫で乗り切ろうとする姿に感動を覚えるのではないかと思います。でも、相次ぐ空襲や爆撃によって、すずさんは大切な家族を失い、更に自身も右手を切断するという重症を負います。この戦争がもたらしたものを、戦後75年という節目の年に考えてみるのもいい機会なのではないかと思う私です!
