sakura542gouのブログ

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いじめ原因・一部認定 周南市高校2年生自殺問題

山口県周南市の県立高校2年生の男子生徒(当時17)が昨年7月に自殺した問題で、県教委が設置した第三者委員会の調査部門会が生徒の自殺といじめの因果関係を一部認める報告書案をまとめたことが26日、関係者への取材で明らかになりました。ただし「いじめだけが原因ではない」としており、遺族側は徹底調査を要望する方針だそうです。
 生徒は昨年7月26日にJR櫛ケ浜駅で貨物列車にはねられなくなりました。スマホには遺書のような書き込みがあり、SNSのやり取りなどから、遺族は部活動でのいじめや指導が原因と考え学校側に真相解明を求めていました。
 遺族の代理人弁護士によると、今月21日に遺族に示された報告書案は「いじめがあった」と明記。自殺との因果関係について「あったかなかったかと言えばあった」という趣旨の内容で、一部を認めつつ「自殺にはいろいろな要素があり、いじめだけが原因ではない。複雑な事情が絡んだ結果」などとしているということです。弁護士は「因果関係が一部認められたことは評価できるが、もう少し踏み込んだ分析が必要」と話しています。
 県教委は昨年8月に第三者委員会の調査部会を設置し、生徒や教員にアンケートなどを実施したそうです。

この事件、相模原市での障害者施設での大量虐殺事件に隠れて大きく報道されることはありませんでしたが、地域ニュースで取り上げられていたのを覚えています。自殺の原因について一部しか認めないというのは、なんか玉虫色の決着を図りたい学校側の意向がにじみ出ているようなそんな気がします。何がどのように複雑な事情が絡んでいるのか、それを明らかにするのが、第三者委員会の責任であり義務だと思いますが、その点については追及がなされていないみたいですね。私は限りなくいじめと部活動での指導が原因で自殺したと思いますが。
 遺族側は部活動でのいじめと指導が原因だと考えておられるわけですから、部活動の中で何が行われていたのか、どういう指導が行われていたのか、詳しく説明する責任があると思いますし、部活動の顧問の教諭からも詳しい聞き取りを行う必要があるように思いますが。