sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

知事に再調査の申し入れ

 山口県周南市で昨年7月、県立高校2年の男子生徒(当時17歳)が自殺した問題で、遺族が12日、県教委接地の第三者委員会の人選が公平性を欠き、調査が不十分だったとして、村岡嗣政知事に再調査を求める申し入れ書を提出しました。いじめ対策推進法は、知事が必要と認めれば再調査ができると定められています。遺族は記者会見で「知事には一人の親として率直に判断してほしい」と述べ、同級生の卒業が迫っていることから、早期の再調査開始を求めました。
 遺族は申し入れ書で、第三者委員会の人選について事前に一切相談がなく、信頼関係が築けなかったと主張。第f¥学教授の委員長をはじめ、複数の委員がスクールカウンセラーなどとして県や県境と雇用関係にあったことや、いじめに関係した生徒が、委員長が駐画工の校長を務めていた時代の在校生だったことなどを指摘し、「公平性・透明性を全く有していない」と訴えました。
 遺族はいじめに加え、野球部での顧問の指導をも不適切だったと訴え、調査を求めましたが第三者委は「部活動の練習について客観的な基準がわからない」として判断を県教委に委ねました。申し入れ書はこの点について「指導の適切性を検討しないのでは、学校の対応について十分な調査をしたと言えない」とし、野球部での指導が自殺に与えた影響について再調査するように求めました。
 生徒は昨年7月26日未明、周南市のJRの駅で列車にはねられ死亡しました。もともと所属していたテニス部員からのいじめや、自殺の8日前から「助っ人」として参加した野球部の練習の辛さを訴えていました。第三者委は昨年8月に調査部会を設置して調査を開始し、今年10月、「自殺にいじめが影響したが、いじめだけでなく様々な要因があった」と、原因の断定を避ける最終報告書をまとめました。県学事文書課は「極力内容を確認して、再調査の可否について早く判断をしたい」と話しています。

野球部の練習の辛さや、もともと所属していたテニス部員からのいじめが要因だったことは間違いないと思います。野球部の顧問がどのような指導をしていたのかは伝えられていませんが、野球に関しては素人だった男子生徒に、かなりハードな練習をさせていたのかもしれません。
 部活動の練習について、客観的な基準がわからないと言っていますが、ハードな練習をさせているのか、顧問の指導方法(言動や態度)に問題があったのかなかったのかは、アンケートや聞き取り調査をすれば解るはずで、第三者委は逃げ腰だと言わざるを得ないように思います。
 ご遺族が望まれているのは、公平・公正な再調査であり、村岡知事は遺族の訴えに真摯に耳を傾けてもらいたいと思います。
 私はいじめと野球部顧問の不適切な指導が原因だったと思いますが。