警察庁は20日、2016年にインターネットのコミュニティーサイト(交流サイト)を利用して犯罪の被害者になった18歳未満の子供は1736人(前年比5％増)で、13年から4年連続で最多を行使したと発表しました。
改札長はサイト事業者に自主的な取り組みを促すため、被害防止策を検討する協議会を今夏にも設立するよう働きかけています。被害状況を罪種別にみてみると、淫行などの青少年保護育成条例違反全体の38％と最も多く、裸の画像を撮られるなどした児童ポルノ32％・児童買春25％などが続いているそうです。被害者87％がスマホ利用者だったということです。年齢別では16歳が26％を占め、17歳が24％だったそうです。
統計は08年からとり始め、摘発(逮捕・書類送検)件数も2564件(前年比14％増)で過去最多を記録したそうです。
容疑者と会った理由は「金品目的」などの援助交際に関連したものが44％と最も多く、「交友目的」「優しかった」がいずれも18％だったそうです。被害者のスマホや携帯電話で有害サイトの閲覧を制限するフィルタリングを利用していたか確認したところ、「利用あり」は12％にとどまり、「利用なし」が88％に達していたそうです。
協議会が設立されれば、警察も参加し、対策などを進める考えだということです。
子どもの被害が深刻さを増しているデータともいえる数字ですよね。フィルタリングを設定しているからと言って、すべての犯罪が防げるわけではないと思いますが、被害者の多くがフィルタリングを利用していなかったというのも怖いですよね。自分の子供が性犯罪に巻き込まれることがないように、親である私たちが気を付けておかなければいけないと思います。
そういえば、次男がこの春からスマホデビューしましたが、フィルタリングの設定はしてあるのかどうか、聞くのを忘れていました。今日の授業が終わるころを見計らって、次男にラインを送ってみようかと思います。性犯罪被害というと、女子児童・生徒に目が行きがちですが、男子児童・生徒が被害に巻き込まれるケースも増えているという事なので、この辺はきちんと聞いておく必要があるなと思いました。
