山口県警が虐待の疑いがあるとして、児童相談所に通告した18歳未満の子供の数が今年1月～8月で183人にのぼり、過去最悪だった昨年一年間の144人をすでに上回っていることが明らかになりました。親が子供の前で配偶者らに暴力を振るう面前DV が前年同期と比べて4枚以上に急増していて、山口県警では、早期の相談を呼び掛けています。
県警少年課によると、最も多かったのは、暴言を浴びせるなどの『心理的虐待』で99人（前年同期比78人増）。身体的虐待が60人（同15人増）・育児放棄などの『ネグレクト』が23人(同5人増）などだそうです。県警が通告した子供の数は2012年が100人・13年が135人と増加。24時kな体制で即応する警察へ、通報や相談が数多く寄せられるようになっており、前年度中に県内の児童相談所は対応した児童虐待の相談件数270件のうち、37％が警察への相談で発覚したそうです。
一方「心理的虐待」お80％に当たる80人が面前DVによる被害だったそうですすでに昨年一年間の人数46人を超えており、昨年8月までの18人と比べて伸びが目立っているそうです。県内では、配偶者らへの暴力の認知件数が増加傾向で、少年課はこれに伴って面前DVも増えたとみています。
少年課の道下斉亮次長は「配偶者らへの暴力は子供に悪影響を及ぼす。暴力や虐待が疑われるケースに気づいたときは、すぐに警察に相談してほしい」と話しています。
※面前DV＝2004年の児童虐待防止法改正で、子供の前で配偶者らに暴力を振るうことも心理的虐待に含まれるようになった。暴力を繰り返し目撃することで、常に恐怖心を感じたり、問題解決のために暴力を振るったりするなどの悪影響があるとされる。
なかなか減らない児童虐待の問題。自分にとっていとおしい存在であるはずの子供に暴力が振るわれる・あるいは恐怖によって子供の心を支配する。私から言わせれば、考えられないことです。
私も子供の前で元嫁から、激しい罵声や罵倒を受けたり、次男の目の前で兄である息子に暴力が振るわれるのを見て、次男はどれだけ恐怖を感じていたのかと思うと、これから先思春期を迎えるにあたって、どんな影響が出てくるのか心配です。今は部活に打ち込んでますが、このまままっすぐに成長してくれればいいんですが、小さいころから元嫁の虐待を見てきましたからね。親としては、物事を解決する手段として暴力に訴えるようなことのないように、成長してもらいたいと願っています。今は離れて暮らしているため、祈ることしかできませんが…
