昨日の夜11:00から放送されたETV特集。今日の夕方に録画したのを見ました。まま父からの虐待を受けた、熊本県内に住む、女子高生の2年間を追ったドキュメンタリーでした。満足にまま父から食事を食べさせてもらえない･布団で寝させてもらえない･暴力などの身体的虐
待を受けて、児童養護施設に預けられた少女が、施設を出て、母親と母親の再婚相手の男性と、母親と母親の再婚相手の男性との間に産まれた子供たちと一緒に暮らしながら、介護の仕事をしながら、自分の夢であるイラストレーターになるため、専門学校に入学するために頑張っている姿が紹介されてました。
この少女は自分を産んでくれた母親を恨んでないといい、施設を出たあとは、母親といっしょに暮らす道を選びましたが、どうか、一緒に暮らせなかったぶん、母親や家族と幸せに暮らしてほしいと思いました。
この放送を見ていて、思い出したのが、私が中学生の頃、養護施設から通ってきていたクラスメイト。彼はちょっと突っ張ってて、いろいろ悪さをしてましたが、私とは不思議と息があったと言うか、いろんな話をしてくれました。
ちょっと突っ張ってるけど、根はいい奴なんだなってよくわかってたので、ただ誰かに愛して欲しいだけなんだなって思ってました。私も虐めという地獄を味わい、その後遺症に苦しんでいた時期ですし、彼も心の中に、辛い思いや苦しい思いがあって、お互いに知らず知らずの間に解りあえたのかなって気がします。
彼とは中学を卒業して以来、会ってませんが、きっとどこかで幸せに暮らしているんじゃないかと思います。
改めて、昨日の放送を見て、家族とはなんなのか考えさせられました。
