今日の帰りの車の中で、福岡県にある罪を犯した青少年の更生収容施設の中で暮らす、実の母親から虐待を受けて、非行に走り、罪を犯して、更生施設にやってきた二十歳の女性のドキュメンタリーが
放送されてました。
女性の両親は不仲で、しょっちゅう喧嘩を繰り返し、女性が2歳のときに離婚し、母親に引き取られて、その時から虐待が始まったということだそうです。母親からの暴力に怯えながら、しかし毎日のように殴られるのが当たり前だと思っていたということで、次第に周りから孤立し、気がつけば同じような境遇にある者同士で集まって、罪を犯し、保護観察処分がくだされ、更生施設にやってきたそうです。更生施設の中で次第に彼女は人との関わり方を学び、就職も決まって、父親と暮らすことになったそうです。
虐待が及ぼす暗い影。大人には大人でストレスや悩みを抱えているのはわかりますけど、だからといって子供に暴力を奮っていい理由にはならないと思います。何故自分がお腹を痛めて生んだ子供に対して暴力をふるうのか、私にはわかりません。ただはっきりと言えるのが、虐待を受けた側には、その後の長い人生に悪影響を及ぼし、最悪死に至らしめる事をしっかりと覚えておかないといけないと思う私です。どうか虐待の負の連鎖が起こらなければいいなと思いながら聴いてました。
