sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

ボコ・ハラムの蛮行

 昨日のニュースウォッチ9で、アフリカのナイジェリアで、女子高校生を集団で誘拐・拉致し、人質にとっているイスラム過激派組織ボコ・ハラムのことが放送されていました。ボコ・ハラムは欧米式の教育は罪だとして、ナイジェリアの女子高校生を集団で誘拐・拉致し、キリスト教からイスラム教への改宗を強要するだけでなく、ボコ・ハラムの戦闘員と無理やり結婚させたり、レイプなどの性的暴行を加えるなどの行為を行っているほか、自爆テロを強要するなどの蛮行を繰り返しています。
 昨日の放送では、ボコ・ハラムに拉致された女子高校生のご両親がテレビに出ていましたが、家族を突然拉致された苦悩が浮かんでました。いつ救出してもらえるのか、先が見通せない中で、娘さんが生きているということがただ一つの希望だと言っていました。
 また、ボコ・ハラムに拉致されて、命からがら逃げ伸びてきた少女のことも放送されていました。彼女はボコ・ハラムに拉致されて、戦闘員と無理やり結婚させられて、妊娠して女の子を出産したそうです。しかし、その女の子は、生後2週間で命を落としてしまい、すきを見て脱出して、難民センターに逃げてきたそうですが、そのセンターでも、ボコ・ハラムの戦闘員と結婚した、ボコ・ハラムの女、ボコ・ハラムのスパイだという偏見の目で見られて、故郷に帰っても同じ偏見の目で見られるのが怖くて、脱出したのはいいけど、故郷に帰れないと言っていました。
 このようなテロ組織がいつまでも生きながらえるのは、国際的な取り組みの遅れも要因にあると思います。そして、イスラム過激派には、女子教育は不要だ・欧米式の教育は罪だという教えがまかり通っていますが、果たしてイスラムの神、アッラーはこのような状態を望んでいるのでしょうか。イスラム過激派組織の輩はアッラーの教えの、極端に歪んで解釈しているように思えてなりません。
 ボコ・ハラムによって拉致された、ナイジェリアの女子高校生たちが、一日も早くご両親のもとに帰れる日を、私には何もすることができないかもしれませんが、祈っています。