長崎県佐世保市で起きた高1女子高生殺害事件の発生から26日でまる2年になります。加害少女(17)の付添人を務めた弁護団は15日、少女の現在の様子を明らかにしました。弁護団によると、、弁護士は2・3か月に一度、少女と面会し、手紙のやり取りも行っているそうです。少女について「自分自身の取り組むべき問題に直面し、悩んでいる様子も見受けられる。被害者のことを思い出して苦しくなることもあるようだ』と説明しています。
弁護団は少女に対し、「困難に直面しても逃げることなく正面から取り組んで更生してほしい』としています。
少女は2014年7月26日、同級生だった女子生徒(当時15歳)を殺害したとして、殺人容疑で逮捕されました。長崎家裁は15年7月、「第三種(旧医療少年院)」送致とする保護処分を決定。現在、更生に向けて治療を受けているとされます。
この事件、当時大きく報道されました。殺害の仕方があまりにも残忍で、猟奇的であったことから、高い関心を持たれました。
ひとりの未来ある女子生徒の未来を永遠に奪った責任・罪は重たいと思います。そのうえで自分が犯してしまった罪とどう向き合っていくのか、それが大きく問われているのではないかと思います。何がこのような猟奇的な殺人に駆り立てたのか、加害少女は一生をかけて自分の心の闇と戦っていかなくてはならないと思います。
殺害された女子生徒のことを思うと、やりきれない思いがしますね。そして残されたご遺族の方の心情を思うと悲しくなります。殺されてしまった女子生徒は、もっとみんなと一緒に居たかった。もっといろんなことをしたかった。そういう思いを持っていたのかもしれませんね。改めて殺害された女子高生のご冥福をお祈りいたします。