ショッキングな映像

　今日、あるブロガーさんからの紹介で、山口県下関市内にある、知的障害者が通う作業施設での虐待の一部始終を捉えた動画を見ました。平手打ちで利用者を殴る・ダンボールで頭を殴る・胸倉をつかんで暴言をはくなどの、おぞましいとも言うべき虐待が日常的に行なわれている実態が紹介されていました。この動画はこの施設で働いている人の内部告発によって明るみに出た映像なんですが、利用者が自分からは口に出して物事を伝えられないことをいいことに、このような暴言をはいたり、暴力を伴う虐待を行なうというのは言語道断です。この施設は月に900万円のお金を県や国から受け取っているそうなんですが、山口県や、下関市・国もこのような悪質極まりない事件の根絶に乗り出して欲しいと思います。そして他にもこのような事案が無いか、徹底的に洗い出して欲しいですね。来年からは息子もこういう福祉作業所に通うわけで、とても人事とは思えない、衝撃的な動画でした。全国の福祉作業所に関る人たちに伝えたいのは、障害者虐待防止法が施行されており、もし虐待が発覚した場合は刑事責任が問われますということです。知的障害者の自立支援を助ける場であるべき場所でこのような事件が起こっていたって言うのは、あまりにも残念です。