sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

児童虐待103260件

 今日の読売新聞の社会面に掲載されていた記事です。児童虐待が、最悪の103260件に上ったことが分かりました。2015年度に全国の208か所の児童相談所児童虐待の相談・通告を受けて対応した件数は、過去最悪だった前年度をさらに14329件上回る103260件(速報値)になったことが4日、厚生労働省のまとめで分かりました。件数の急増に児童相談所の業務が追いついておらず、体制強化が課題になっています。

厚労省によると、2015年7月、通報を受け付ける全国共通ダイヤルに3桁(189)の新しい番号を加えて以降、ダイヤルを通じた通告・相談が増加したということです。覚えやすい番号になったことで、近隣住民からの通告が増えたとみられています。警察などの捜査機関からの通告に基づく対応は、前年度より9350件多い38522件だったそうです。

虐待の内容別では、暴言や無視、きょうだい間の差別的扱いなどの「心理的虐待」が最も多い48593件(前年度比9918件増)で、全体の半数近くを占めました。身体的虐待は28611件(同2430件増)、ネグレクト(育児放棄)は24438件(同1983件増)となった一方、性的虐待は1518件(同2件減)で、横這いでした。
 都道府県別では大阪の16581件(同2843件増)が最多で、神奈川が11595件(同1405件増)、東京が9909件(同2095件増)と続いています。

虐待の対応件数が急増する中、児相の人手不足が深刻で、主に虐待を担当する児童福祉司は、全国で2934人(15年4月時点)。10年間で1・5倍に増えたそうですが、対応件数は3倍に増えているということです。

一向に収まる気配の見えない児童虐待。本当に深刻ですよね。私の離婚理由の大きな一つが、元嫁の知的障害のある息子に対する、暴言や暴力、次男との差別的な扱いなど、心理的虐待と身体的虐待があります。息子に対する虐待は心理的虐待と身体的虐待の複合したものでしたが、元嫁の場合、息子のことを「消し去ってしまいたい存在」だと自分の口で言ってましたからね。元嫁にとっては、息子は知的障害があって、外に出したくない存在・恥ずかしい存在でしかなかったようです。それを今になって、「兄ちゃん、かわいいね。お母さんは兄ちゃんのことをいつも思っているよ」など、そういう言葉をかけていますが、はっきり言って空々しいです。「はじめからそんなこと思ってたら、こんなことにはなってなかったんだよ」そう思う私です。

私は自分の子供に虐待をしたことがありませんし、私自身親から虐待を受けた経験もないので、虐待をしているときの親の心理ってどういう状況なのか、私にはわかりませんが、親である大人にとって、子供はかわいくて、いとおしい存在なはずです。それをなぜこのような暴力や暴言を子供に対して向けてしまうのでしょうか。kどもをどう育てていいのかわからない・子供との接し方がわからないというのであれば、まだ施設に預けるか、里親にでも出したほうが、虐待を受けるよりか、はるかに幸せなのではないか。そう思うのは私だけしょうか。