2001年7月に入って、私は勤続10周年の休暇として1週間の休みを取って、どこに行くか考えていました。東北や北海道という案もあったのですが、息子もまだ幼稚園に入ったばかりで、元嫁も安定期に入ったとはいえ妊婦の身。鉄道などの公共交通機関を利用しての移動となると、もっとも怖いのが混雑した車内で元嫁のおなかに負担がかかってしまわないかということ。だとすると、車での移動が一番ベストだろうということになって、山口県内から車で移動できる範囲に行こうという事になって、信州に行くことになりました。コースは山陽道を東に走って、神戸北ジャンクションで中国道に合流。さらに吹田ジャンクションから名神高速・小牧ジャンクションからは中央道を通って園原インターチェンジを降りて、昼神温泉で一泊。さらにビーナスラインを通って軽井沢で一泊。一般道通って松本市の浅間温泉で2泊という行程を組みました。
まずは少しでも信州に近いほうから出発したほうがいいだろうということで、熊毛の実家からスタートして、玖珂インターから山陽道に入って、広島県に入って宮島S・Aで休憩。ここからは瀬戸内海が見えるので、景色もよく山陽道を通るときはここで休憩を取ることが多いです。ここでトイレやちょっと一服代わりのコーヒーを飲んで広島県内を東に走って、広島インターからは山の中を走って福山S・Aで2回目の休憩。朝6時ごろ熊毛の家を出て、確か福山に着いたのが9：00ごろだったと思います。そこから休憩ポイントとして吉備S・A・山陽姫路S・A天王山S・A更に私の記憶では関ヶ原・恵那付近で休憩を取ったのではなかったかと思いますこのときは大阪付近で渋滞にはまるかもと思っていたんですが、たいした渋滞もなく順調に車を走らせて、夕方5：00ごろ昼神温泉に到着。途中恵那山トンネルというものすごく長いトンネルがあるんですが、無事に通過して高速を降りて、長距離ドライブで疲れた体を癒すため、のんびりと息子と二人温泉に浸かって足を伸ばして山間の美しい風景を眺めながら、実にゆったりとした気分を味わってきました。風呂から上がるとやっぱり楽しみなのが食事。近くで取れた山の幸がふんだんに使われた和食を味わってきました。こうして勤続10周年のリフレッシュ休暇が始まったのでした。川野せせらぎを聞きながら温泉に入るのはちょっとした贅沢な気分を味わえました。
