明日は参議院選挙の投票日

　明日7月21日は参議院選挙の投票日ですね。報道各社の世論調査では自民党の優勢が伝えられてますが、山口県ではどの候補が当選するのでしょうか。私は自民党がこのまま圧勝すれば、消費税の増税・国防軍の創設・憲法改正の発議の条件緩和などの政策が推し進められるのではないかと思います。消費税が上がればそのぶん価格が上昇するわけで、そのぶんに見合った所得が増えれば問題ないと思いますが、所得が上がらない中で物価だけが上昇すれば、経済は腰折れしてしまうのは目に見えているように思います。そのあと物が売れなくなり、結果的に景気を冷え込ませてしまうのではないかと思います。

　また国防軍の創設にしても、日本は憲法によって軍隊は持たないとされています。それを憲法改正をしてまで何故創設する必要があるのか、その説明が充分に行われたとは思えません。中国や韓国との領有権問題も絡んで、両国が反発を強めるのは確実だろうと思います。国防軍を持たなくても外交ルートを通じて解決を図っていくべきことだと思いますし、北朝鮮問題にしても、もっと外交的･経済的圧力をかけていくべきことと思います。これには韓国や中国の協力も必要で、国防軍を持つという以前にやらなければならないことだろうと思います。

　憲法改正の発議条件の緩和にしても、何故憲法の改正が必要なのか、私にはいまひとつ伝わってきません。私は今の憲法を守ってほしいと思っていますので、憲法改正は次条件の緩和には反対です。

 

明日は、大切な投票日です。大切な権利を棄権することなく行使して私たちの意思を国政に届けたいと思います。

 

ただ、ひとつ不満を言わせてもらえれば、会社の押す候補者に投票するようにといわれていること。別に他の候補者に投票したからと言って懲罰があるわけではありませんが、選挙というのは本来自分の意思で自分が決めた候補者に投票するのが筋だと思います。なんか一人の候補者に投票するように強制的に言われている様な気がします。私の住む選挙区では自民党･幸福実現党･共産党の候補者が出馬していますが、私は自民党は嫌いですし、共産主義者ではないので、消去法的に考えるとどの候補者に入れようか迷っています。